到達目標
この科目は長岡高専の教育目標の(A)と主体的に関わる。この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標と の関連を次の順に示す。 ① 現代の社会経済と福祉社会についての概念,論理,理論を理解する。30% (a1)② 日本資本主義とグローバル資本主義の政治経済システムの形成過程 と現状,今後の方向性・あり方を理解する。50%(a1) ③外部と関係する経済学の現代的社会的な意味を把握する。フェミニズ ムやジェンダー,福祉国家論などの意味を理解する。20% (a1)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 現代の社会経済と福祉社会についての概念、論理、理論を理解できる。 | 現代の社会経済と福祉社会についての概念、論理、理論を概ね理解できる。 | 左記に達しない。 |
評価項目2 | 日本資本主義とグローバル資本主義の政治経済システムの形成過程 と現状、今後の方向性・あり方を理解できる。 | 日本資本主義とグローバル資本主義の政治経済システムの形成過程 と現状、今後の方向性・あり方を概ね理解できる。 | 左記に達しない。 |
評価項目3 | 外部と関係する経済学の現代的社会的な意味を把握する。フェミニズ ムやジェンダー、福祉国家論などの意味を理解できる。 | 外部と関係する経済学の現代的社会的な意味を把握する。フェミニズ ムやジェンダー、福祉国家論などの意味を概ね理解できる。 | 左記に達しない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本と世界の戦後の経済発展の蓄積様式と経済問題、社会経済体制としての資本主義経済や市場経済と外部との関係を考察する。社会的必要労働を中心とした社会経済構造論の確立につとめる。さらに,市民の自律・協働・連帯による新たな福祉国家体制と将来のあるべき社会体制を展望する。
○関連する科目:法学、社会学、歴史学Ⅰ(以上前年度履修)、経済学 B(後期履修)
授業の進め方・方法:
教科書に基づいて基本事項を解説するとともに,プリント・ウェッブ・プレゼンテーション により発展的な事項を補充する。
注意点:
新聞記事の経済欄,社会欄に目を通しておくこと。それとともに将来自分が社会人になった場合のことを想定して,自分がどのような社会的立場,ひいてはどのような世界的立場にあるかを考える習慣を身につけてもらいたい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス:福祉国家とグローバル化、福祉国家の再編 |
授業の目的を理解するとともに,福祉国家とグローバル化について理解する。
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2週 |
福祉国家論の開拓者:ウェッブ夫妻について(1) |
ウェッブ夫妻の福祉国家論について理解する。
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3週 |
福祉国家論の開拓者:ウェッブ夫妻について(2) |
ウェッブ夫妻の福祉国家論について理解する。
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4週 |
福祉国家論の開拓者:ウェッブ夫妻について(3) |
ウェッブ夫妻の福祉国家論について理解する。
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5週 |
日本経済のあゆみ(1):高度成長期 |
高度経済成長期の日本経済について理解する。
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6週 |
日本経済のあゆみ(2):安定成長期 |
安定成長期の日本経済について理解する。
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7週 |
日本経済のあゆみ(3):ゼロ成長期 |
ゼロ成長期の日本経済について理解する。
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8週 |
日本経済のあゆみ(4):マイナス成長期 |
マイナス成長期の日本経済について理解する。
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2ndQ |
9週 |
世界経済のあゆみ(1) |
世界経済のあゆみについて理解する。
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10週 |
世界経済のあゆみ(2) |
世界経済のあゆみについて理解する。
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11週 |
世界経済のあゆみ(3) |
世界経済のあゆみについて理解する。
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12週 |
世界経済のあゆみ(4) |
世界経済のあゆみについて理解する。
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13週 |
金融システムの変容と金融の再編 |
金融システムの変容と金融の再編について理解する。
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14週 |
産業・経営システム、労働と格差 |
産業・経営システム、および労働と格差について理解する。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験解説と発展授業 |
これまでの内容を振り返るとともに,今後の日本と世界のあるべき姿を展望する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |