到達目標
この科目は長岡高専の教育目標の(A) と主体的に関わる。この科目の到達目標と、成績評価上の重み付け、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育到達目標との関連の順で次ぎに示す。①哲学の諸概念について説明できる。50%(a1)、②哲学の諸概念を用いた文章を書くことができる。40%(a1)、③哲学的な文章の内容理解に関する質問に答えられる。10% (a1)。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 哲学の諸概念について説明できる。 | 哲学の諸概念について概ね説明できる。 | 左記に達していない。 |
評価項目2 | 哲学の諸概念を用いた文章を書くことができる。 | 哲学の諸概念を用いた文章を概ね書くことができる。 | 左記に達していない。 |
評価項目3 | 哲学的な文章の内容理解に関する質問に答えられる。 | 哲学的な文章の内容理解に関する質問に概ね答えられる。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
哲学の基礎的事項や基本文献を取り上げる。哲学的教養を増やし、「哲学すること」の意義を理解する。
○関連する科目:法学(前年度履修)、歴史学Ⅰ(前年度履修)、社会学(前年度履修)、哲学B(後期履修)
授業の進め方・方法:
授業時間を前半と後半に分け、それぞれ別の内容を行う。基本的に毎回、確認小テストを行う。
注意点:
基本的に毎回、確認小テストを行う。「教養を増やしたい」と真面目に考える人の履修を望む。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
導入(哲学とは何か)/哲学の言葉に触れる(1)(ソクラテス以前) |
「哲学とは何か」及び「哲学の言葉(ソクラテス以前)」について理解する。
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2週 |
古代・中世から近代へ/哲学の言葉に触れる(2)(ソクラテス、プラトン) |
「古代・中世から近代へ」及び「哲学の言葉(ソクラテス、プラトン)」について理解する。
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3週 |
科学と哲学(1)(ベーコン)/哲学の言葉に触れる(3)(アリストテレス) |
「科学と哲学(ベーコン)」及び「哲学の言葉(アリストテレス)」について理解する。
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4週 |
科学と哲学(2)(フッサール)/哲学の言葉に触れる(4)(デカルト) |
「科学と哲学(フッサール)」及び「哲学の言葉(デカルト)」について理解する。
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5週 |
科学と哲学(3)(ハンソン、クーン)/哲学の言葉に触れる(5)(スピノザ) |
「科学と哲学(ハンソン、クーン)」及び「哲学の言葉に触れる(スピノザ)」について理解する。
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6週 |
科学と哲学(4)(ヒューム)/哲学の言葉に触れる(6)(ロック、ヒューム) |
「科学と哲学(ヒューム)」及び「哲学の言葉(ロック、ヒューム)」について理解する。
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7週 |
科学と哲学(5)(ポパー)/哲学の言葉に触れる(7)(カント) |
「科学と哲学(ポパー)」及び「哲学の言葉(カント)」について理解する。
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8週 |
存在と認識(1)(デカルト)/哲学の言葉に触れる(8)(ヘーゲル1) |
「存在と認識(デカルト)」及び「哲学の言葉(ヘーゲル1)」について理解する。
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2ndQ |
9週 |
存在と認識(2)(スピノザ)/哲学の言葉に触れる(9)(ヘーゲル2) |
「存在と認識(スピノザ)」及び「哲学の言葉(ヘーゲル2)」について理解する。
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10週 |
存在と認識(3)(ロック、バークリ)/哲学の言葉に触れる(10)(マルクス) |
「存在と認識(ロック、バークリ)」及び「哲学の言葉(マルクス)」について理解する。
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11週 |
存在と認識(4)(カント1)/哲学の言葉に触れる(11)(ニーチェ) |
「存在と認識(カント1)」及び「哲学の言葉(ニーチェ)」について理解する。
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12週 |
存在と認識(5)(カント2)/哲学の言葉に触れる(12)(ハイデッガー) |
「存在と認識(カント2)」及び「哲学の言葉(ハイデッガー)」について理解する。
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13週 |
存在と認識(6)(カント3)/哲学の言葉に触れる(13)(ウィトゲンシュタイン1) |
「存在と認識(カント3)」及び「哲学の言葉(ウィトゲンシュタイン1)」について理解する。
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14週 |
存在と認識(7)(ヘーゲル)/哲学の言葉に触れる(14)(ウィトゲンシュタイン2) |
「存在と認識(ヘーゲル)」及び「哲学の言葉(ウィトゲンシュタイン2)」について理解する。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験解説と発展学習(現代日本の哲学者) |
試験の確認及び現代日本の哲学者について理解する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |