環境都市概論

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 環境都市概論
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 土木製図(実教出版)
担当教員 田中 一浩,環境都市工学科 全教員

到達目標

(科目コード:51180、英語名:Introduction of Civil Engineering)(授業計画の週は回と読替えること)
① 環境都市工学の専門分野、実際に行っている事柄を理解する。(40%)(d1)
② 製図の基礎を身に付ける。(60%)(d1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1環境都市工学の専門分野、実際に行っている事柄を詳細に理解する環境都市工学の専門分野、実際に行っている事柄を理解する環境都市工学の専門分野、実際に行っている事柄を概ね理解する左記に達していない。
評価項目2製図の基礎を書斎に身に付ける。製図の基礎を身に付ける。製図の基礎を概ね身に付ける。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
環境都市工学が「どのような目的を持って、どのようなことをしているのか」を、環境都市工学を形作っている個々の技術の目的と実際(どのような「もの・こと」を、どのようにしているのか;どのようにしようとしているのか)を学習することによって理解します。また、図面によるコミュニケイションは技術者にとって欠くことのできない能力の一つですので、「図面の書き方(製図)」についての基礎的な事がらを学び,身に付けます。
授業の進め方・方法:
第1回から第6回までの授業では,それぞれ別な教員(各回2人)が、自分が専門とする分野の範囲、目的,方法について紹介します.各回の授業の内容がそれぞれに,どのように関連し合うのかを,また,各回の授業の内容が,環境都市工学の全体の中で,どのように位置づけられるのかを,常に考えながら学習してください.
注意点:
製図は単に書き写すだけでなく、どのような構造物なのかを理解する読図が大切です。本科目は本来、面接授業として実施を予定していたものであるが、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において、必要に応じ遠隔授業として実施するものである。 

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 全体の導入
持続型社会と低炭素社会
環境都市工学を形作っている個々の技術の目的と実際を理解する。
2週 橋とインフラの維持管理
水理学とアルキメデスの原理
環境都市工学を形作っている個々の技術の目的と実際を理解する。
3週 地盤と地震
水道と環境問題
環境都市工学を形作っている個々の技術の目的と実際を理解する。
4週 都市の環境と歴史
建設材料
環境都市工学を形作っている個々の技術の目的と実際を理解する。
5週 コンクリートとコンクリート構造物
建設技術
環境都市工学を形作っている個々の技術の目的と実際を理解する。
6週 環境微生物
水工学
環境都市工学を形作っている個々の技術の目的と実際を理解する。
7週 環境都市工学科の実験室・研究室の把握 環境都市工学を形作っている個々の技術の目的と実際を理解する。
8週 製図の基礎 製図道具の使い方 製図道具の使い方を理解する。
2ndQ
9週 製図の基礎 線と文字の種類と書き方 線と文字の種類と書き方を理解する。
10週 製図の基礎 尺度と寸法  図面の配置、尺度と寸法を理解する。
11週 製図の基礎 寸法線と寸法補助線 寸法と寸法補助線の書き方を理解する。
12週 製図の基礎 正面図、平面図、側面図 正面図、平面図、側面図の書き方を理解する。
13週 製図の基礎 第三角図法の書き方 第三角図法の図面の配置と表題欄の書き方を理解する。
14週 製図の基礎 立体の製図 立体を第三角図法で製図する方法を理解する。
15週 製図の基礎 立体の製図 立体を第三角図法で製図する方法を理解する。
16週 期末試験
17週:試験解説・発展授業
試験時間50分

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野製図線と文字の種類を説明できる。2
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他課題レポート合計
総合評価割合750000025100
基礎的能力00000000
専門的能力750000025100
分野横断的能力00000000