歴史総合

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 歴史総合
科目番号 0029 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 現代の歴史総合(山川出版社),現代の歴史総合ノート(山川出版社)
担当教員 田中 聡

到達目標

(科目コード:50590,英語名:History)
この科目は長岡高専の学習・教育到達目標の(A)と主体的に関わる.この科目の到達目標と,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連の順で次に示す.①近代化と私たちの関係について理解する.30%(a1) (a2) (b1) ②国際秩序の変化や大衆化と私たちの関係について理解する.30%(a1) (a2) (b1) ③グローバル化と私たちの関係について理解する.40%(a1) (a2) (b1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近代・現代の世界と日本の歩みを詳細に理解する.近代化と私たちの関係について理解する.近代・現代の世界と日本の歩みを概ね理解する.左記に達していない.
評価項目2国際秩序の変化や大衆化と私たちの関係について詳細に理解する.国際秩序の変化や大衆化と私たちの関係について理解する.国際秩序の変化や大衆化と私たちの関係について概ね理解する.左記に達していない.
評価項目3グローバル化と私たちの関係について詳細に理解する.グローバル化と私たちの関係について理解する.グローバル化と私たちの関係について概ね理解する.左記に達していない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近代・現代の世界と日本の歩みを学ぶ.〇関連する科目:公共(本科1年),地理総合(本科1年),現代倫理(本科2年),歴史学(本科5年,選択)
授業の進め方・方法:
スライドショーによる講義を軸に,ペアワーク,グループワークなどを組み合わせて学習する.
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 結びつく世界と日本の開国①
(18世紀の東アジアにおける社会と経済,貿易が生んだ世界と日本)
18世紀の東アジアにおける社会と経済について理解する.
貿易が生んだ世界と日本について理解する.
2週 結びつく世界と日本の開国②
(産業革命,中国の開港と日本の開国)
産業革命について理解する.
中国の開港と日本の開国について理解する.
3週 国民国家と明治維新①
(市民革命,国民国家とナショナリズム)
市民革命について理解する.
国民国家とナショナリズムについて理解する.
4週 国民国家と明治維新②
(明治維新,日本の産業革命)
明治維新について理解する.
日本の産業革命について理解する.
5週 国民国家と明治維新③
(帝国主義)
帝国主義について理解する.
6週 国民国家と明治維新④
(変容する東アジアの国際秩序)
変容する東アジアの国際秩序について理解する.
7週 国民国家と明治維新⑤
(日露戦争と東アジアの変動)
日露戦争と東アジアの変動について理解する.
8週 中間試験 試験時間:50分
2ndQ
9週 総力戦と社会運動①
(第一次世界大戦の展開)
第一次世界大戦の展開について理解する.
10週 総力戦と社会運動②
(ソヴィエト連邦の成立とアメリカ合衆国の台頭)
ソヴィエト連邦の成立とアメリカ合衆国の台頭について理解する.
11週 総力戦と社会運動③
(ヴェルサイユ体制とワシントン体制)
ヴェルサイユ体制とワシントン体制について理解する.
12週 総力戦と社会運動④
(世界経済の変容と日本,アジアのナショナリズム)
世界経済の変容と日本について理解する.
アジアのナショナリズムについて理解する.
13週 総力戦と社会運動⑤
(大衆の政治参加,消費社会と大衆社会)
大衆の政治参加について理解する.
消費社会と大衆社会について理解する.
14週 経済危機と第二次世界大戦①
(世界恐慌の時代,ファシズムの伸長と共産主義)
世界恐慌の時代,ファシズムの伸長と共産主義について理解する.
15週 経済危機と第二次世界大戦②
(日中戦争への道)
日中戦争への道について理解する.
16週 期末試験
第17週:試験解説・発展学習
試験時間:50分
後期
3rdQ
1週 経済危機と第二次世界大戦③
(第二次世界大戦の展開,第二次世界大戦下の社会)
第二次世界大戦の展開,第二次世界大戦下の社会について理解する.
2週 経済危機と第二次世界大戦④
(国際連合と国際経済体制,占領と戦後改革)
国際連合と国際経済体制,占領と戦後改革について理解する.
3週 経済危機と第二次世界大戦⑤
(冷戦の始まりと東アジア諸国の動向)
冷戦の始まりと東アジア諸国の動向について理解する.
4週 経済危機と第二次世界大戦⑥
(日本の独立と日米安全保障条約)
日本の独立と日米安全保障条約について理解する.
5週 冷戦と世界経済①
(冷戦下の地域紛争と脱植民地化)
冷戦下の地域紛争と脱植民地化について理解する.
6週 冷戦と世界経済②
(東西両陣営の動向と1960年代の社会)
東西両陣営の動向と1960年代の社会について理解する.
7週 冷戦と世界経済③
(軍拡競争から緊張緩和へ,地域連携の形成と展開)
軍拡競争から緊張緩和へ,地域連携の形成と展開について理解する.
8週 中間試験 試験時間:50分
4thQ
9週 冷戦と世界経済④
(計画経済とその波及)
計画経済とその波及について理解する.
10週 冷戦と世界経済⑤
(日本の高度経済成長,アジアのなかの戦後日本)
日本の高度経済成長,アジアのなかの戦後日本について理解する.
11週 世界秩序の変容と日本①
(石油危機,アジア諸地域の経済発展)
石油危機,アジア諸地域の経済発展について理解する.
12週 世界秩序の変容と日本②
(市場開放と経済の自由化,情報技術革命とグロバリゼーション)
市場開放と経済の自由化,情報技術革命とグロバリゼーションについて理解する.
13週 世界秩序の変容と日本③
(冷戦の終結とソ連の崩壊,現代の東アジア)
冷戦の終結とソ連の崩壊,現代の東アジアについて理解する.
14週 世界秩序の変容と日本④(東南アジア・アフリカ・ラテンメリカの民主化,地域統合の拡大と変容) 東南アジア・アフリカ・ラテンメリカの民主化,地域統合の拡大と変容について理解する.
15週 世界秩序の変容と日本⑤
(地域紛争と国際社会,現代と私たち)
地域紛争と国際社会,現代と私たちについて理解する.
16週 期末試験
第17週:試験解説・発展学習
試験時間:50分

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000