到達目標
(科目コード:51820,英語名:Fundamentals of Computer Programming I)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる.
この科目の到達目標と,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下の表に示す.
科目の到達目標 評価の重み 学習・教育到達目標との関連
①FORTRANを用いた簡単な計算を理解する 30% (d2)
②選択と繰り返しと関数を理解する 40% (d2)
③配列と文字処理を理解する 30% (d2)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | Pythonを用いた簡単な計算を詳細に理解する。 | Pythonを用いた簡単な計算を理解する。 | Pythonを用いた簡単な計算を概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
評価項目2 | Pythonの文法を詳細に理解する。 | Pythonの文法を理解する。 | Pythonの文法を概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
評価項目3 | Pythonを用いたデータ処理の方法を詳細に理解する。 | Pythonを用いたデータ処理の方法を理解する。 | Pythonを用いたデータ処理の方法を概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
AIやデータ処理に近年よく用いられる、Python言語によるプログラミングの基礎を学ぶ。
IoTシステムの概略を理解し,マイコンとクラウドサービスを利用したIoTシステムを構築する。.
授業の進め方・方法:
ホームルームにおける授業と,端末室における実習授業を行うため,場所をその都度指示する.
注意点:
プログラミングの習得は,人により進度や理解度がかなり異なるため,自分から意欲的に課題に取り組む姿勢が必要となる.授業中の態度が著しく悪い場合,また欠席や遅刻の回数に応じて,評価からの減点を行うことがある.本科目は本来、面接授業として 実施を予定していたもの であるが 、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において、必要に応じ遠隔授業として 実施 するものである。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
コンピュータとプログラミング 情報セキュリティ |
コンピュータとプログラミングについて理解する。 情報セキュリティについて理解する。
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2週 |
Python の実行環境と使い方 |
Python の実行環境と使い方を理解する。
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3週 |
Python で何ができるの? |
Python で何ができるの?を理解する。
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4週 |
Python を触ってみよう |
Python を触ってみようを理解する。
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5週 |
プログラムの基本を知ろう |
プログラムの基本を知ろうを理解する。
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6週 |
アプリを作ってみよう |
アプリを作ってみようを理解する。
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7週 |
人工知能(チノ)くんと遊んでみよう |
人工知能(チノ)くんと遊んでみようを理解する。
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8週 |
変数と演算、代入(1) |
変数と演算、代入を理解する。
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2ndQ |
9週 |
変数と演算、代入(2) |
変数と演算、代入を理解する。
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10週 |
制御構造(1) |
制御構造を理解する。
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11週 |
制御構造(2) |
制御構造を理解する。
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12週 |
関数を使った処理のカプセル化(1) |
関数を使った処理のカプセル化を理解する。
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13週 |
関数を使った処理のカプセル化(2) |
関数を使った処理のカプセル化を理解する。
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14週 |
Turtle で遊ぶ(1) |
Turtle で遊ぶを理解する。
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15週 |
Turtle で遊ぶ(2) |
Turtle で遊ぶを理解する。
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16週 |
前期末試験 試験解説と発展授業 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Tkinter で作る GUI アプリケーション(1) |
Tkinter で作る GUI アプリケーションを理解する。
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2週 |
Tkinter で作る GUI アプリケーション(2) |
Tkinter で作る GUI アプリケーションを理解する。
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3週 |
クラス |
クラスを理解する。
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4週 |
リスト |
リストを理解する。
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5週 |
ファイル入出力 |
ファイル入出力を理解する。
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6週 |
三目並べで学ぶプログラム開発 |
三目並べで学ぶプログラム開発を理解する。
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7週 |
Python の学術利用 |
Python の学術利用を理解する。
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8週 |
データ分析って何? |
データ分析って何?を理解する。
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4thQ |
9週 |
集めたデータは前処理が必要 |
集めたデータは前処理が必要を理解する。
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10週 |
データの集まりをひとことでいうと?:代表値 |
データの集まりをひとことでいうと?:代表値を理解する。
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11週 |
図で特徴をイメージしよう:グラフ |
図で特徴をイメージしよう:グラフを理解する。
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12週 |
これって普通なこと?珍しいこと?:正規分布 |
これって普通なこと?珍しいこと?:正規分布を理解する。
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13週 |
関係から予測しよう:回帰分析 |
関係から予測しよう:回帰分析を理解する。
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14週 |
IoTの概略および要素 |
IoTの概略および用いられるセンサー、マイコン、クラウドサービスの働きを理解し、説明できる。
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15週 |
IoTシステムの構築 |
簡単なIoTシステムを構築し、利用できる。また応用方法を提案できる。
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16週 |
学年末試験 試験解説と発展授業 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前8,前9 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前1 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前10,前11 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前10,前11 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 前10,前11 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前1 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前1 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前1 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前1 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 35 | 55 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 15 | 25 | 5 | 45 |
専門的能力 | 20 | 30 | 5 | 55 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |