到達目標
(科目コード:51240 英語名:Construction Materials)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる.この科目の到達目標と,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す.①建設材料に要求される各種性能について理解する(20%)(d1)②鉄鋼材料の基本的性質(20%)(d1),取り扱い方を理解する③コンクリート用材料の基本的性質,取り扱い方を理解する(20%)(d1)④フレッシュコンクリートの性質を理解する(15%)(d1)⑤硬化コンクリートの性質を理解する(15%)(d1)⑥配合設計法および配合計算の方法を理解する(10%)(d1)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建設材料に要求される各種性能について詳細に理解する | 建設材料に要求される各種性能について理解する | 建設材料に要求される各種性能について概ね理解する | 左記に達していない |
評価項目2 | 鉄鋼材料の基本的性質,取り扱い方を詳細に理解する | 鉄鋼材料の基本的性質,取り扱い方を理解する | 鉄鋼材料の基本的性質,取り扱い方を概ね理解する | 左記に達していない |
評価項目3 | コンクリート用材料の基本的性質,取り扱い方を詳細に理解する | コンクリート用材料の基本的性質,取り扱い方を理解する | コンクリート用材料の基本的性質,取り扱い方を概ね理解する | 左記に達していない |
評価項目4 | フレッシュコンクリートの性質を詳細に理解する | フレッシュコンクリートの性質を理解する | フレッシュコンクリートの性質を概ね理解する | 左記に達していない |
評価項目5 | 硬化コンクリートの性質を詳細に理解する | 硬化コンクリートの性質を理解する | 硬化コンクリートの性質を概ね理解する | 左記に達していない |
評価項目6 | 配合設計法および配合計算の方法を詳細に理解する | 配合設計法および配合計算の方法を理解する | 配合設計法および配合計算の方法を概ね理解する | 左記に達していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
まず,建設材料に必要な性能,材料の機械的性質,物理・化学的性質について解説する.次に,鉄鋼材料の特徴,取り扱い方等について解説する.さらに,コンクリート材料であるセメント,骨材,混和材料の基本的性質を解説し,フレッシュコンクリートの性質,硬化コンクリートの性質,配合理論に進む.
授業の進め方・方法:
プロジェクターを利用した授業を行う.
注意点:
科目の内容が多岐にわたるため,各自予習・復習を計画的に行うこと.また,理解度の確認のため,授業内に複数回演習を実施する
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
建設材料の分類と要求される性質 |
左記の内容を理解する
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2週 |
材料の機械的性質と各種強さ(1) |
左記の内容を理解する
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3週 |
材料の機械的性質と各種強さ(2) |
左記の内容を理解する
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4週 |
材料の機械的性質と各種強さ(3) |
左記の内容を理解する
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5週 |
金属材料(1) |
左記の内容を理解する
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6週 |
金属材料(2) |
左記の内容を理解する
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7週 |
金属材料(3) |
左記の内容を理解する
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
セメントの種類と製造方法 |
左記の内容を理解する
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10週 |
ポルトランドセメントの種類と特徴 |
左記の内容を理解する
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11週 |
ポルトランドセメントの水和 |
左記の内容を理解する
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12週 |
ポルトランドセメントの物理的性質 |
左記の内容を理解する
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13週 |
骨材(1) |
左記の内容を理解する
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14週 |
骨材(2) |
左記の内容を理解する
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15週 |
骨材(3) |
左記の内容を理解する
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16週 |
期末試験 17週:試験解説と発展授業 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
混和材料(1) |
左記の内容を理解する
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2週 |
混和材料(2) |
左記の内容を理解する
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3週 |
フレッシュコンクリートの性質(1) |
左記の内容を理解する
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4週 |
フレッシュコンクリートの性質(2) |
左記の内容を理解する
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5週 |
フレッシュコンクリートの性質(3) |
左記の内容を理解する
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6週 |
フレッシュコンクリートの性質(4) |
左記の内容を理解する
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
硬化コンクリートの性質(1) |
左記の内容を理解する
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4thQ |
9週 |
硬化コンクリートの性質(2) |
左記の内容を理解する
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10週 |
硬化コンクリートの性質(3) |
左記の内容を理解する
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11週 |
硬化コンクリートの性質(4) |
左記の内容を理解する
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12週 |
硬化コンクリートの性質(5) |
左記の内容を理解する
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13週 |
コンクリートの配合設計(1) |
左記の内容を理解する
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14週 |
コンクリートの配合設計(2) |
左記の内容を理解する
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15週 |
コンクリートの配合設計(3) |
左記の内容を理解する
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16週 |
期末試験 17週:試験解説と発展授業 |
試験時間50分
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | 材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4 |
鋼材の種類、形状を説明できる。 | 4 | 前5,前6,前7 |
鋼材の力学的性質(応力-ひずみ関係、降伏強度、引張強度、弾性係数等)を説明できる。 | 4 | 前5,前6,前7 |
セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。 | 4 | 前9,前10,前11,前12 |
各種セメントの特徴、用途を説明できる。 | 4 | 前9,前10,前11,前12 |
骨材の含水状態、密度、粒度、実積率を説明できる。 | 4 | 前13,前14 |
骨材の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | 前13,前14 |
混和剤と混和材の種類、特徴について、説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
コンクリートの長所、短所について、説明できる。 | 4 | 前2,前3 |
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。 | 4 | 前2,前3 |
配合設計の手順を理解し、計算できる。 | 4 | 後13,後14 |
非破壊試験の基礎を説明できる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12 |
フレッシュコンクリートに求められる性質(ワーカビリティー、スランプ、空気量等)を説明できる。 | 4 | 後3,後4,後5,後6 |
硬化コンクリートの力学的性質(圧縮強度、応力-ひずみ曲線、弾性係数、乾燥収縮等)を説明できる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12 |
耐久性に関する各種劣化要因(例、凍害、アルカリシリカ反応、中性化)を説明できる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12 |
コンクリート構造物の維持管理の基礎を説明できる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12 |
コンクリート構造物の補修方法の基礎を説明できる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12 |
評価割合
| 定期試験 | その他の試験 | レポート | 態度 | その他 | | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |