到達目標
(科目コード:51977、英語名:Hydraulics ⅡB)(授業計画の週は回と読替えること)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習。教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。
①開水路の等流計算法を理解する。(30%)(d1)、②河川の流量計算法を修得する。(35%)(d1)、③開水路流れについて,等流計算法や流れ特性を理解する。(35%)(d1)。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 開水路の等流計算法を詳細に理解する。 | 開水路の等流計算法を理解する。 | 開水路の等流計算法を概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
評価項目2 | 河川の流量計算法を詳細に修得する。 | 河川の流量計算法を修得する。 | 河川の流量計算法を概ね修得する。 | 左記に達していない。 |
評価項目3 | 開水路流れについて,等流計算法や流れ特性を詳細に理解する。 | 開水路流れについて,等流計算法や流れ特性を理解する。 | 開水路流れについて,等流計算法や流れ特性を概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
開水路における等流計算法および流量計算法について述べる。また開水路定流を取り扱う場合の等流計算法、開水路流れにおける常流、射流、限界勾配、フルード数について理解する。
授業の進め方・方法:
この授業は学修単位科目のため、事前・事後学習として「週ごとの到達目標」欄に示す課題などを実施する。
注意点:
水理学Ⅰ、ⅡA及び微分積分・物理(特に力学)等が基礎知識として必要である。復習をしておくこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
開水路定常流の基礎方程式 |
開水路定常流の基礎方程式について説明できる。 開水路定常流の基礎方程式についての課題
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2週 |
開水路の等流 平均流速公式 |
開水路の等流 平均流速公式について説明できる。 開水路 平均流速公式についての課題
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3週 |
開水路の等流計算 |
開水路の等流計算ができる。 開水路等流計算についての課題
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4週 |
水理上の経済的断面・経済断面設計 |
水理上の経済的断面・経済断面設計について説明できる。 水理上の経済的断面についての課題
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5週 |
比エネルギーと常流・射流、限界水深(ベスの定理、ベランジェの定理) |
比エネルギーと常流・射流、限界水深(ベスの定理、ベランジェの定理)について説明できる。 比エネルギー、常流、射流、限界水深についての課題
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6週 |
限界勾配とフルード数 |
限界勾配とフルード数について説明できる。 限界勾配とフルード数についての課題
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7週 |
演習 |
これまでの学習内容についての演習問題を解くことができる。 これまでの学習内容についての課題
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8週 |
後期中間試験 |
試験時間:80分
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4thQ |
9週 |
流積変化を伴う水路の流れ |
流積変化を伴う水路の流れについて説明できる。 流積変化を伴う水路の流れについての課題
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10週 |
跳水 |
跳水現象について説明できる。 跳水についての課題
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11週 |
一様断面水路の不等流 |
一様断面水路の不等流について説明できる。 一様断面水路の不等流についての課題
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12週 |
不等流の水面形状 |
不等流の水面形状について説明できる。 不等流の水面形状についての課題
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13週 |
図化及び演習 |
水面形の概略について図化することができる。 水面形概略の図化についての課題
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14週 |
開水路の非定常流 |
開水路の非定常流について説明できる。 開水路非定常流についての課題
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15週 |
総合演習 |
全体的な学習内容についての演習問題を解くことができる。 全体的なこれまでの学習内容についての課題
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16週 |
後期期末試験 17週:試験解説と発展授業 |
試験時間:80分
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 水理 | 比エネルギー、フルード数、常流と射流、限界水深(ベスの定理、ベランジェの定理)、跳水現象について、説明できる。 | 4 | 後5,後6,後10 |
開水路の等流(平均流速公式、限界水深、等流水深)について、計算できる。 | 4 | 後2,後3,後5 |
開水路不等流の基礎方程式を説明できる。 | 4 | 後11 |
評価割合
| 後期中間試験 | 後期期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 60 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |