到達目標
(科目コード:51610 英語名:Introduction of Civil Archtecture)(授業計画の週は回と読替えること)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる.
この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下に示す.
①建築の言葉を理解する.重み:33%, 学習・教育到達目標との関連: d1
②建築の作法を理解する.重み:33%, 学習・教育到達目標との関連: d1
③建築の考え方を理解する.重み:33%, 学習・教育到達目標との関連: d1
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建築の言葉を十分に理解している | 建築の言葉を理解している | 建築の言葉を概ね理解している | 左記のレベルに達していない |
評価項目2 | 建築の作法を十分に理解している | 建築の作法を理解している | 建築の作法を概ね理解している | 左記のレベルに達していない |
評価項目3 | 建築の考え方を十分に理解している | 建築の考え方を理解している | 建築の考え方を概ね理解している | 左記のレベルに達していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築学は構造や設備・環境工学などの工学的分野から人間行動や心理学・哲学的な分野、そして歴史学などの人文学的分野にまで拡がる幅広い領域です。その拡がりに触れることで身の回りの建築・環境をあらためて考えてみること。そしてそれとともに最も身近な自分の生活空間を見直し、その改善案を考察し建築的に表現することにチャレンジする授業です。この授業は、企業で建築設計等を担当していた教員がその経験を活かし建築物の設計、デザイン等に関わる授業を講義形式で行うものである。また、3名の教員が5回づつ担当して行う。ただし、15回目の授業は3名全員が参加し課題の講評を行う。
授業の進め方・方法:
建築の言葉と作法と考え方を学習します。授業では建築計画学の基礎概念から具体的な建築物の計画理論、建築学の自史である建築史とそして今残る建築物の保存や活用の講義を通して建築文化に触れてもらいます。またそれを実感する演習課題を設定しています。
○関連する科目:都市計画(2)(前年度履修),環境都市計画(次年度履修)
注意点:
建築は創造的な行為です。計画のために必要となる多様で柔軟で正確な視点を、この授業から学習されることを期待しています。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
(建築学のオリエンテーション)講義のすすめかたと 講義概要を説明する。 |
左記内容を理解する
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2週 |
(建築計画①)建築学において基本となる寸法・単位・比例の概念を学習する。 |
左記内容を理解する
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3週 |
(建築史①)建築学の特徴である自史たる建築史のうち、特に日本建築史を学習する。 |
左記内容を理解する
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4週 |
(建築史②)建築学の特徴である自史たる建築史のうち、特に西洋建築史を学習する。 |
左記内容を理解する
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5週 |
(建築史③)建築学の特徴である自史たる建築史のうち、現代に接続する近現代建築史を学習する。 |
左記内容を理解する
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6週 |
(建築生産)建築生産論の視点から建築物の保存・再生・利活用について学習する。 |
左記内容を理解する
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7週 |
(建築法規)建築物を律する建築法規について学習する。 |
左記内容を理解する
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8週 |
(課題出題)課題の出題・解題を行うとともに図面の描き方等のレクチャーを行う。 |
左記内容を理解する
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2ndQ |
9週 |
(建築計画②)建築における空間認知に関する知見を学習する。 |
左記内容を理解する
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10週 |
(建築計画③)建築における人間行動に関する知見を学習する。 |
左記内容を理解する
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11週 |
(建築計画④)建築におけるプライバシーやアクセシビリティ等に関する知見を学習する。 |
左記内容を理解する
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12週 |
(空間構成①)建築計画学におけるビルディングタイプ論の概念を学ぶ。 |
左記内容を理解する
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13週 |
(空間構成②)建築計画学におけるビルディングタイプ論の各論を学ぶ。 |
左記内容を理解する
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14週 |
(環境・設備・構造)建築を支える設備や構造の総論と建築物に関わる環境工学を学習する。 |
左記内容を理解する
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15週 |
(課題講評)各自で取り組んだ課題講評を受けるとともに、他人の作品の講評からも学びを得る。 |
左記内容を理解する
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。 | 4 | 前15 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 提出物・レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 80 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 80 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |