この科目は長岡高専の教育目標の(C)と主体的に関わる. この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下に示す.
①静定梁の支点反力と断面力の算出方法を身に付ける. 評価の重み:20%, 学習・教育到 達目標との関連(c1)
②静定梁の断面力図の描き方を身に付ける.評価の重み:20%, 学習・教育到 達目標との関連(c1)
③構造材料の力学的性質を身に付ける.評価の重み:20%, 学習・教育到 達目標との関連(c1)
④静定トラスの反力と部材力の算出方法を身に付ける.評価の重み:20%, 学習・教育到 達目標との関連(c1)
⑤静定構造物の影響線の描き方を身に付ける.評価の重み:20%, 学習・教育到 達目標との関連(c1)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後11,後13,後14 |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後11,後13,後14 |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後11,後13,後14 |
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。 | 3 | 後6,後7 |
自然科学 | 物理 | 力学 | 物体に作用する力を図示することができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後11,後13,後14 |
力の合成と分解をすることができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後11,後13,後14 |
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後11,後13,後14 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | 各種静定ばりの断面に作用する内力としての断面力(せん断力、曲げモーメント)、断面力図(せん断力図、曲げモーメント図)について、説明できる。 | 4 | 後4,後5,後6,後7 |
トラスの種類、安定性、トラスの部材力の意味を説明できる。 | 4 | 後11,後12 |
節点法や断面法を用いて、トラスの部材力を計算できる。 | 4 | 後11,後12 |
影響線を利用して、支点反力や断面力を計算できる。 | 4 | 後13,後14 |
影響線を応用して、与えられた荷重に対する支点反力や断面力を計算できる。 | 4 | 後13,後14 |
ラーメンの支点反力、断面力(軸力、せん断力、曲げモーメント)を計算し、その断面力図(軸力図、せん断力図、曲げモーメント図)を描くことができる。 | 4 | 後4,後5,後6,後7 |
断面に作用する垂直応力、せん断応力について、説明できる。 | 4 | 後9,後10 |
構造物の安定性、静定・不静定の物理的意味と判別式の誘導ができ、不静定次数を計算できる。 | 4 | 後4 |
橋梁に作用する荷重の分類(例、死荷重、活荷重)を説明できる。 | 4 | 後4 |
各種示方書に基づく設計法(許容応力度、終局状態等)の概要を説明でき、安全率、許容応力度などについて説明できる。 | 4 | 後9 |
軸力を受ける部材、圧縮力を受ける部材、曲げを受ける部材や圧縮と曲げを受ける部材などについて、その設計法を説明でき、簡単な例に対し計算できる。 | 4 | 後9 |