概要:
この科目は企業で構造物の設計を担当していた教員が講義形式で授業を行い、鉄筋コンクリート工学の基礎を学び,鉄筋コンクリート構造物の設計法へと発展する.設計法は,許容応力度設計法,終局強度設計法,そして限界状態設計法へと進歩発展してきた.土木学会「コンクリート標準示方書」では,限界状態設計法が標準として示されているが,実構造物,例えば道路橋の設計では許容応力度設計法と終局強度設計法が用いられている.本科目では,許容応力度設計法を中心に,材料の性質と設計用値,曲げ応力度の算定方法を学ぶ.
○関連する科目:建設材料(前年度履修),鉄筋コンクリート工学(2)(後期履修)
授業の進め方・方法:
プロジェクターを利用した講義を行う
注意点:
建設材料,力学の基礎(構造力学)および力学演習が基礎知識として必要である.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | コンクリート構造の種類、特徴について、説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16 |
コンクリート構造の代表的な設計法である限界状態設計法、許容応力度設計法について、説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16 |