構造力学ⅡB

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 構造力学ⅡB
科目番号 0184 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 伊津野 和行・野阪 克義,構造力学,森北出版,2009
担当教員 井林 康

到達目標

この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる.この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下に示す.①弾性曲線方程式によるはりの変形計算を理解する20% (d1)、②単位荷重法によるトラスやはりの変形計算を理解する30%(d1)、③不静定次数と不静定力の計算について理解する50%(d1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1弾性曲線方程式によるはりの変形計算を理解する。弾性曲線方程式によるはりの変形計算を概ね理解する。左記に達していない。
評価項目2単位荷重法によるトラスやはりの変形計算を理解する。単位荷重法によるトラスやはりの変形計算を概ね理解する。左記に達していない。
評価項目3不静定時数と不静定力の計算について理解する。不静定時数と不静定力の計算について概ね理解する。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
これまで行ってきた反力や部材力の考え方を基本とし,主として構造物の変形と不静定構造物の応力解析をテーマにして,多くの演習問題を解きながら授業を進める.
授業の進め方・方法:
毎回、事前に予習資料を配布し、授業はそれに基づいて行う。授業の最初に小テストを行う。
注意点:
自分で問題を解き,自分の力を一つ一つ着実に蓄えていかない限り,理解することは非常に困難であるため,自分なりに多くの時間と努力を費やして各自勉強する必要がある.また,授業中の態度が著しく悪い場合や,欠席や遅刻の回数に応じて,評価からの減点を行う.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 エネルギー法によるトラスの変形 単位荷重法によるトラスやはりの変形計算を理解する。
2週 弾性曲線方程式によるはりの変形(1) 弾性曲線方程式によるはりの変形計算を理解する。
3週 弾性曲線方程式によるはりの変形(2) 弾性曲線方程式によるはりの変形計算を理解する。
4週 単位荷重法によるはりの変形(1) 単位荷重法によるトラスやはりの変形計算を理解する。
5週 単位荷重法によるはりの変形(2) 単位荷重法によるトラスやはりの変形計算を理解する。
6週 単位荷重法によるはりの変形(3) 単位荷重法によるトラスやはりの変形計算を理解する。
7週 単位荷重法によるはりの変形(4) 単位荷重法によるトラスやはりの変形計算を理解する。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 不静定構造物と不静定次数 不静定時数と不静定力の計算について理解する。
10週 不静定トラスの応力解析 不静定時数と不静定力の計算について理解する。
11週 不静定はりの応力解析(1) 不静定時数と不静定力の計算について理解する。
12週 不静定はりの応力解析(2) 不静定時数と不静定力の計算について理解する。
13週 不静定はりの応力解析(3) 不静定時数と不静定力の計算について理解する。
14週 不静定はりの応力解析(4) 不静定時数と不静定力の計算について理解する。
15週 後期末試験
16週 試験解説と発展授業

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験(中間)試験(期末)小テスト態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合404020000100
基礎的能力20201000050
専門的能力20201000050
分野横断的能力0000000