アントレプレナーシップ演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 アントレプレナーシップ演習Ⅰ
科目番号 0002 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 専門共通選択科目 対象学年 1
開設期 週時間数 4
教科書/教材 各実習により異なる。
担当教員 各実習プログラム 責任者

到達目標

この科目は長岡高専の教育目標の(F), (G)と主体的に関わる。
この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連順で次に示す。
①工学の専門分野における技術が、社会でどのように活用できるか説明できる。30%(f2)
②情報収集により、社会で必要とされる技術の動向について説明できる。 30%(g1)
③情報収集により、社会で必要とされる事業案を提案できる。40%(g2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1工学の専門分野における技術が、社会でどのように活用できるか具体的に詳細に説明できる工学の専門分野における技術が、社会でどのように活用できるか具体的に説明できる工学の専門分野における技術が、社会でどのように活用できるか概ね説明できる左記に達していない
評価項目2情報収集により、社会で必要とされている技術の最新の動向について詳細に説明できる情報収集により、社会で必要とされている技術の最新の動向について説明できる情報収集により、社会で必要とされている技術の最新の動向について概ね説明できる左記に達していない
評価項目3情報収集により、社会で必要とされる事業案について専門技術を踏まえて具体的に提案できる情報収集により、社会で必要とされる事業案について専門技術を踏まえて提案できる情報収集により、社会で必要とされる事業案を専門技術を踏まえて概ね提案できる左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
アントレプレナー育成プログラムは、「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を涵養し、起業の観点から夢や理想を語り合い、その実現に向けて挑戦する機会を設けることを目的としている。アントレプレナーシップが涵養されることで、社会における技術者の役割、位置付けを意識しながら、キャリアデザインの観点から更なる自己啓発が期待される。
○関連する科目:自己啓発型課題学修(4年次履修)、プログラム研究基礎セミナー(5年次履修)、技術科学フロンティア概論(5年次履修)、アントレプレナーシップ演習Ⅰ(全学年共通履修)
授業の進め方・方法:
アントレプレナーシップ演習Ⅰは、アントレプレナーシップを涵養すると認められた授業、演習、セミナー等に参加し、成果報告及びレポートによって、学修の達成度等を総合的に判断して評価する。
次に示す項目・割合で達成目標に対する理解の程度を評価する。60点以上を合格とする。
・実習内容に関する評価(60%)(履修生の実習内容に関わる評価) ・報告書(40%)(履修生が提出する演習報告書)

【アントレプレナーシップ演習Ⅰの例】
起業家塾(長岡大学):
長岡大学において平成17年度から、夏期集中講座「起業家塾」として開講されている科目。企業に就職しても、自ら会社を起こし起業家の道に進んでも必要な基礎的ノウハウ・精神を身につけることを目的としている。
「ながおか大学祭・学園祭模擬店ビジネスコンテスト」への応募及び参加:
ながおか・若者・しごと機構主催による長岡市の3大学1高専の学生を対象にした起業・ビジネス体験プログラム。大学祭・学園祭において、実際に、<模擬店=模擬会社を設立し、事業計画を作成し、商品企画・開発・販売を行い、決算を行う>という一連のビジネスの進め方を体験することにより、企画力・創造力・経営力・コミュニケーション力等の向上を目指す。
詳細については,各セミナー等で配布される実施要項、活動の手引き等を参照すること。
注意点:
アントレプレナーシップ演習Iは通年・30時間以上(または5日間以上)となっているが、演習時間以外にも新聞等のマスメディアを通じて社会に関心を持ち、常に広い視野を持って演習に臨むように努めること。
下記の授業計画は一般的な例なので、詳細は各実習担当者に確認すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

実習内容に関する評価報告書合計
総合評価割合6040100
基礎的能力000
専門的能力000
分野横断的能力6040100