(科目コード:A3220,英語名:Structural Analysis of Civil Engineering)(本科目は第2学期に実施する.週に2回行うので十分注意すること.授業計画の週は回と読み替えること)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる.この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下の表に示す.①フーリエ級数を理解する 20% (D1)
②フーリエ変換およびフーリエスペクトルを理解する 30% (D1)③構造物の振動解析と固有周期について理解する 20% (D1)④土木構造物の耐震設計法の考え方について理解する 30% (D1)
概要:
土木構造物の耐震設計に重要な,地震動のフーリエスペクトルおよび応答スペクトル,構造物の固有周期の考え方を学び,実際の耐震設計法について学ぶ.
授業の進め方・方法:
板書およびディスカッションにより授業を進める。この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポート課題などを実施する.
注意点:
微分積分の計算を頻繁に用いるため,苦手としている者は十分鍛錬しておく必要がある.本科目は本来、面接授業として実施を予定していたものであるが 、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において、必要に応じ遠隔授業として実施するものである。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | 各種示方書に基づく設計法(許容応力度、終局状態等)の概要を説明でき、安全率、許容応力度などについて説明できる。 | 5 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
軸力を受ける部材、圧縮力を受ける部材、曲げを受ける部材や圧縮と曲げを受ける部材などについて、その設計法を説明でき、簡単な例に対し計算できる。 | 5 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |