この科目は長岡高専の教育目標の(A) と主体的に関わる。この科目の到達目標と、成績評価上の重み付け、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育到達目標との関連の順で次に示す。①技術者倫理の基本事項について理解する。70%(A1)、②技術者倫理の諸問題について説明できる。20%(A2)、③将来世代に対する技術者の貢献を思い描くことができる。10%(A3)。
概要:
科学技術と倫理、環境倫理、企業倫理、専門職倫理など、技術者倫理とそれに関連する内容の主なものを、映像資料なども用いて学ぶ。また、事例研究についての発表も課する。
○関連する科目:哲学B(前年度履修)、歴史学ⅡB(前年度履修)
授業の進め方・方法:
適宜、授業内容に沿った映像資料等を用いる。また、適宜、小テストも行う。
注意点:
様々な問題に対し想像力を働かせ、当事者意識をもって積極的に臨んでもらいたい。また、技術と倫理に関する新聞やテレビのニュースにも、日々関心をもって接してもらいたい。なお、必ず全員に事例研究についての発表を行ってもらう。行わない者は原則として単位修得不可となる。
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴・公民 | 現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。 | 3 | 前1,前7,前8 |
| 社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。 | 3 | 前1,前7,前8 |
| 工学基礎 | 技術者倫理 | 技術者倫理 | 技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を理解し、社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | 前5,前6,前12,前13 |
| 説明責任、内部告発、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的事項を理解し、説明できる。 | 4 | 前5,前6,前12,前13 |
| 技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。 | 3 | 前5,前6,前12,前13 |
| 技術者を目指す者として、環境問題について配慮することができる。 | 4 | 前14 |
| 技術者を目指す者として、社会と地域について配慮することができる。 | 4 | 前10 |
| 社会性、社会的責任、コンプライアンスが強く求められている時代の変化の中で、技術者として信用失墜の禁止と公益の確保が考慮することができる。 | 3 | 前10 |
| 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。 | 4 | 前5 |
| 技術者を目指す者として、さまざまな課題に力を合わせて取り組んでいくことができる。 | 4 | 前10,前12,前13 |
| 分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。 | 3 | 前3,前4 |
| 市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。 | 3 | 前3,前4 |
| 法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。 | 3 | 前1,前2,前7,前8,前11 |
| 法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。 | 3 | 前1,前2,前7,前8,前11,前16 |