地域文化論

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 地域文化論
科目番号 0001 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科一般科目 対象学年 専1
開設期 4th-Q 週時間数 4
教科書/教材 配布資料
担当教員 田中 聡

到達目標

(科目コード:A0160,英語名:Regional Culture Theories)
この科目は長岡高専の教育目標の(A)と主体的に関わる.この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下に示す.①地域文化研究の基本的な方法を理解する.30% (A1) ②地域の歴史や文化に関する調査・分析を行うことができる.40% (A1) ③調査・分析した結果を発表できる. 30% (A1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地域文化研究の基本的な方法を詳細に理解する.地域文化研究の基本的な方法を理解する.地域文化研究の基本的な方法を概ね理解する.左記に達しない.
評価項目2地域の歴史や文化に関する調査・分析を詳細に行うことができる。地域の歴史や文化に関する調査・分析を行うことができる。地域の歴史や文化に関する調査・分析を概ね行うことができる。左記に達しない.
評価項目3調査・分析した結果を詳細に発表できる.調査・分析した結果を発表できる.調査・分析した結果を概ね発表できる.左記に達しない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
地方創生が叫ばれる中,伝統文化の振興を通じて地域再生を試みる取組が官民間で活発に行われ,一つの潮流となっている.この科目では,こうした動向を重視し,身近な地域の歴史や文化に根差したものの見方・考え方を涵養する.
〇関連する科目:歴史学,地域産業と技術
授業の進め方・方法:
身近な地域の歴史と文化を素材としながら,地域文化研究の基本的な方法や地域に根差したものの見方・考え方を学ぶ.受講者は,自ら身近な地域の歴史や文化について調査・分析を行い,プレゼンを行う.
この授業は学修単位科目のため、事前・事後学習として、「週ごとの到達目標」欄にある課題等を事前・事後に予習・復習することが必要です。
注意点:
特になし.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
4thQ
9週 1.ガイダンス
2.地域文化研究の意義と方法
地域文化研究の意義を理解する.
地域文化研究の意義と方法に関する課題
10週 3.長岡市歴史関連施設の見学・調査➀
4.長岡市歴史関連施設の見学・調査➁
身近な地域の歴史や文化に関する資料収集を行う.
身近な地域の歴史や文化に関する課題
11週 5.地域文化研究の実践➀(主に教室で班別活動)
6.地域文化研究の実践➁(主に教室で班別活動)
収集した資料の整理・分析を行う.
収集した資料の整理・分析に関する課題
12週 7.地域文化研究の実践③(主に教室で班別活動)
8.地域文化研究の実践④(主に教室で班別活動)
収集した資料の整理・分析を行う.
収集した資料の整理・分析に関する課題
13週 9.中間報告会(授業担当者との面談形式)
10.地域文化研究の実践⑤(主に教室で班別活動)
収集した資料の整理・分析を行う.
収集した資料の整理・分析に関する課題
14週 11.地域文化研究の実践⑥(主に教室で班別活動)
12.地域文化研究の実践⑦(主に教室で班別活動)
収集した資料の整理・分析を行う.
収集した資料の整理・分析に関する課題
15週 13.地域文化研究のまとめ➀(主に教室で班別活動)
14.地域文化研究のまとめ➁(主に教室で班別活動)
成果発表会用の資料を作成する.
成果発表会用の資料作成に関する課題
16週 15.成果発表会 成果発表をとおして各自の到達レベルを振り返る.
発表資料の加筆修正に関する課題

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学社会現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。4後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。4後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。4後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。4後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。4後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。4後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる4後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
複数の情報を整理・構造化できる。4後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。4後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ提出物外部評価合計
総合評価割合01010200600100
基礎的能力01010200600100
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000