概要:
科学哲学の基礎知識、科学技術と倫理、環境倫理、企業倫理、専門職倫理など、技術者倫理とそれに関連する内容の主なものを学ぶ。
○関連する科目:哲学B(前年度履修)、歴史学ⅡB(前年度履修)
授業の進め方・方法:
pptまたはpdfファイルを使って授業を行う。基本的に毎回小テストを行う。この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習として課題を出します。
注意点:
様々な問題に対し想像力を働かせ、当事者意識をもって積極的に臨んでもらいたい。また、技術と倫理に関する新聞やテレビのニュースにも、日々関心をもって接してもらいたい。
本科目は本来,面接授業として 実施を予定していたもの であるが,新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において,必要に応じ遠隔授業として 実施 するものである。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 4 | 前5,前6,前12,前13,前14 |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 4 | 前5,前6,前14 |
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 4 | 前5,前6,前14 |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 4 | 前5,前6,前14 |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 4 | 前15 |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 4 | 前11 |
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。 | 4 | 前5,前6,前14 |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 4 | 前5,前15 |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 4 | 前7,前8,前9,前13,前14,前15 |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前5,前7,前8,前9 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 4 | 前5,前12 |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 4 | 前1,前2,前5,前7,前8,前9,前15 |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 4 | 前1,前2,前11 |