実用英語

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 実用英語
科目番号 0007 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科一般科目 対象学年 専2
開設期 2nd-Q 週時間数 4
教科書/教材 ABC Newsroom 2(金星堂) 映像で学ぶABC放送のニュース英語2
担当教員 市村 勝己

到達目標

(科目コード: A0110 英語名:Practical English)(授業計画の週は回と読み替えること)
この科目は長岡高専の教育目標の(B)と主体的にかかわる。各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連につき、到達目標、教科の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。①与えられた国際的な話題や文化の内容を理解できるための知識・技能を修得する 30%(B1),②与えられた国際的な話題や文化につき自身の意見をグループ内で英語で発信ができる 60%(B2),③英語で簡単な質疑応答ができる 10% (B4)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
英語で発信される国際的な話題や文化を理解するための必要な知識・技能英語で発信される国際的な話題や文化を理解するための必要な知識・技能な技能を十分習得している英語で発信される国際的な話題や文化を理解するための必要な知識・技能な技能を習得している英語で発信される国際的な話題や文化を理解するための必要な知識・技能な技能を概ね習得している左記に達していない
英語で発信される国際的な話題や文化についてグループ内で自身の意見を発信する能力英語で論理的にプレゼンテーションがとてもよくできる英語で論理的にプレゼンテーションができる英語で論理的にプレゼンテーションが概ねできる左記に達していない
英語でのコミュニケーション能力英語での簡単な質疑応答がとてもよくできる英語での簡単な質疑応答ができる英語での簡単な質疑応答が概ねできる左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、大学生向けの英語授業向け市販教材を用いて英語を学びます。アメリカで発信されている、良質で信頼性の高いニュース映像を繰り返し見て、14本(本書で取り扱う15本のうちUnit 15を除く14本)の多種多様な異文化や国際的に注目されている話題についての理解を深めます。そして、グループ内で英語で簡単な意見交換、質疑応答が出来るための知識や技能を身につけることを目的とします。
授業の進め方・方法:
本授業で使用するテキストは、アメリカABCニュースで近年取り扱った話題が収録されています。まず、各授業で学ぶ話題に関連する語彙について学びます。その後、何回かニュースを視聴し、内容確認のための穴埋め問題等を実施します。更に、聴き取り力を向上させるためのディクテーションを実施します。最後に話題の要約を実施し、自らの意見をまとめ、グループ内で意見交換します。ストリーミング視聴により毎回受講者が予習出来るようになっていて、テキストのチャプター毎に毎回の授業が進むので受講者は事前に計画を立てて授業に臨むことができます。
注意点:
下記の授業計画の通り,授業はテキストのチャプター毎に進めます。テキストを購入すると、音声ダウンロード、ストリーミングが無料でついてきますので、これらを活用し、自学・自習による学修を毎回実施します。チャプター毎に進めますので計画的に予習が出来ます。その他、授業ではアンケート等を実施することがあります。それら実施したアンケート結果は、匿名にて取り扱い、個人が特定できないように処理し、学術・研究目的で使用することもあります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 1) Course Introduction (incl. explaining syllabus)
2) Unit 1 Honoring Earth Day
Students to understand the course and its syllabus.
Students to understand the topic (left) and give their opinion regarding the topic in English.
10週 3) Unit 2 Student Load Showdown
4) Unit 3 Celebrating as American Citizens
Students to understand the topic (left) and give their opinion regarding the topic in English.
11週 5) Unit 4 New Zealand Warning on Climate
6) Unit 5 Students Help 80-Year-Old Janitor
Students to understand the topic (left) and give their opinion regarding the topic in English.
12週 7) Unit 6 Biden Signs Marriage Law
8) Unit 7 David's Toy Project
Students to understand the topic (left) and give their opinion regarding the topic in English.
13週 9) Unit 8 Safe Drinking Water
10) Unit 9 Students Crate Prosthesis for Dog
Students to understand the topic (left) and give their opinion regarding the topic in English.
14週 11) Unit 10 Inside ChatGTP Technology
12) Unit 11 Sister Jean, the Beloved Chaplain
Students to understand the topic (left) and give their opinion regarding the topic in English.
15週 13) Unit 12 Paralyzed Man Walks Again
14) Unit 13 Drilling Project in Alaska
Students to understand the topic (left) and give their opinion regarding the topic in English.
16週 15) Unit 14 Furry in France
16) Final Exam (60 min.) 17) Reflection
Students to understand the topic (left) and give their opinion regarding the topic in English.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。4
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。4
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。4
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。4
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。4
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。4
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。4
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。4
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。4
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。4
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。4
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。4
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。4
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。4
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。4
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。4
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。4
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。4
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。4
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。4
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。4
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。4
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。4
他者の意見を聞き合意形成することができる。4
合意形成のために会話を成立させることができる。4
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。4
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。4
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。4
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。4
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。4
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる4
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。4
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。4
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。4
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。4
事実をもとに論理や考察を展開できる。4
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。4
基盤的資質・能力自己理解自己理解他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。4
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。4
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。4
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。4
創造性・デザイン能力創造性創造性公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4

評価割合

試験課題合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100
専門的能力000
分野横断的能力000