学外実習

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 学外実習
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科専門共通科目 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 井山 徹郎,専攻 科長

到達目標

(科目コード:A0250,英語名:Advanced Internship)(本科目は第3学期の科目として実施する。授業計画の週は回と読替えること)
この科目は長岡高専の教育目標の(F)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育到達目標との関連の順で次に示す。
①企業活動の実際を理解し,職業意識を身につけるとともに,技術者倫理について理解する.80%(F1)
②企業実習の経験を発表・討論できる.20%(F2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業活動の実際を詳細に理解し,職業意識を身につける企業活動の実際を理解できる企業活動の実際を概ね理解できる左記に達していない
評価項目2技術者倫理について詳細に理解でき、実践できる技術者倫理について理解できる技術者倫理について概ね理解できる左記に達していない
評価項目3企業実習の経験を詳細に発表・討論できる企業実習の経験を発表できる企業実習の経験を概ね発表できる左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
夏季休暇中に企業の生産・研究部門、公立の試験研究機関または大学等において、専攻分野に関連したテーマについて研修する。特に、製品化・実用化を目指した技術開発を体験することにより、研究の実践を定着させることを目標とする。学外実習の成果は、実習終了後の成果報告会にて発表する。専攻毎のクラス分け方式である。
授業の進め方・方法:
2週間以上、企業、公立の試験研究機関または大学等で抽出された課題に対して、チームを組んで取り組む。実習は原則として遠隔で行い、チャットツール等を用いてチームメンバーとコミュニケーションをとりながら課題解決に向けた企画を立案し,それを具現化し実装する。
● 実習機関には実習責任者を経て下記の書類を提出する。
(1)学外実習申込書、(2)誓約書、(3)専攻科学外実習証明書、(4)その他、実習機関が必要とする書類
● 実習終了後には、定められた期日までに指定された次の書類を指導教員を経て学外実習実施責任者に提出する。
(1)専攻科学外実習証明書、(2)専攻科学外実習報告書、(3)学外実習日誌
注意点:
企業等の内部規律や就業規則などの諸規則を守り、また、企業等の実習責任者の指示に従い、細心の注意を払って安全作業に心がけること。実習中は、社会人として良識を持って行動すること。実際の企業で就業体験を積むことは、将来の進路を考える上でよい経験となるので、積極的に取り組むことが必要である。実習機関には実習責任者を経て下記の書類を提出すること。
本科目は本来,面接授業として実施を予定していたものであるが,新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において,必要に応じ遠隔授業として実施するものである.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 学外実習ガイダンス 実習手続きや実習における注意事項などを理解する
2週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
3週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
4週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
5週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
6週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
7週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
8週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
4thQ
9週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
10週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
11週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
12週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
13週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
14週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
15週 学外実習報告会 実習の経験を発表・討論できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。4後1
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。4後1
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。4後1
企業には社会的責任があることを認識している。4後1
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。4後1
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。4後1
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。4後1
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。4後1
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。4後1
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。4後1
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。4後1
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。4後1
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。4後1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合02000800100
基礎的能力0100040050
専門的能力0100040050
分野横断的能力0000000