長期学外実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 長期学外実習Ⅰ
科目番号 0012 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科専門共通科目 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 専攻 科長

到達目標

(科目コード:A0420,英語名:Long-term Advanced Internship I)(本科目は第3学期の科目として実施する。授業計画の週は回と読替えること)
この科目は長岡高専の教育目標の(F)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育到達目標との関連の順で次に示す。
①企業活動の実際を理解し,職業意識を身につけるとともに,技術者倫理について理解する.80%(F1)
②企業実習の経験を発表・討論できる.20%(F2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業活動の実際を詳細に理解し,職業意識を身につける企業活動の実際を理解できる企業活動の実際を概ね理解できる左記に達していない
評価項目2技術者倫理について詳細に理解でき、実践できる技術者倫理について理解できる技術者倫理について概ね理解できる左記に達していない
評価項目3企業実習の経験を詳細に発表・討論できる企業実習の経験を発表できる企業実習の経験を概ね発表できる左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
夏季休暇中に企業の生産・研究部門,公立の試験研究機関または大学等において,専攻分野に関連したテーマについて研修する.特に,製品化・実用化を目指した技術開発を体験することにより,研究の実践を定着させることを目標とする.学外実習の成果は,実習終了後の成果報告会にて発表する.
授業の進め方・方法:
4週間以上6週間未満、企業に行って実習を行う。学外実習ガイダンスには必ず出席し,実習手続きや実習における注意事項などを理解する.● 実習機関には実習責任者を経て下記の書類を提出する.(1)学外実習申込書、(2)誓約書、(3)専攻科学外実習証明書、(4)実習機関が必要とする書類 、● 実習終了後には,定められた期日までに指定された次の書類を,指導教員を経て学外実習実施責任者に提出する.(1)専攻科学外実習証明書、(2)専攻科学外実習報告書、(3)学外実習日誌
注意点:
企業の社内規律や就業規則などの諸規則を守り,また企業の実習責任者の指示に従い,細心の注意を払って安全作業に心がけること.実習先では,社会人として良識を持って行動すること.実際の企業で就業体験を積むことは,将来の進路を考える上でよい経験となるので,積極的に取り組むことが必要である.学外実習者は,必ず傷害保険に加入すること.実習機関には実習責任者を経て下記の書類を提出すること.2~10週間の場合、必修の学外実習2単位に選択の長期学外実習Ⅰ2単位を合わせて4単位となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 学外実習ガイダンス 実習手続きや実習における注意事項などを理解する
2週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
3週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
4週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
5週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
6週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
7週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
8週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
4thQ
9週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
10週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
11週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
12週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
13週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
14週 学外実習 企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
15週 学外実習報告会 企業実習の経験を発表・討論できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
企業には社会的責任があることを認識している。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合02000800100
基礎的能力0100040050
専門的能力0100040050
分野横断的能力0000000