生命科学

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 生命科学
科目番号 0017 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科専門共通科目 対象学年 専2
開設期 2nd-Q 週時間数 4
教科書/教材 自作プリント
担当教員 河本 絵美

到達目標

(科目コード:A0370、英語名:Life Science)(本科目は 2 時限/回の授業を週に2回行う形式で進めるので十分注意すること)
この科目は長岡高専の教育目標の(C)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、成績評価上の重み付け、各到達目標と長岡高専の学習・教育目標との関連を次に示す。①生命の基本である細胞や細胞構成成分について理解する 35%(C1)、②生命活動のしくみについて理解する 35%(C1)、③生命工学技術と社会との関わりについて理解する 30%(C2)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生命の基本である細胞や細胞構成成分について詳細に理解する生命の基本である細胞や細胞構成成分について理解する生命の基本である細胞や細胞構成成分について概ね理解する左記に達していない
評価項目2生命活動のしくみについて詳細に理解する 生命活動のしくみについて理解する 生命活動のしくみについて概ね理解する 左記に達していない
評価項目3生命工学技術と社会との関わりについて詳細に理解する生命工学技術と社会との関わりについて理解する生命工学技術と社会との関わりについて概ね理解する左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生命科学分野は工学技術の発展に伴って急速な進歩を遂げている。本講義では、「生物が何でできていて、どのようなしくみで動いているのか」という疑問について、分子レベル、細胞レベル、個体レベル、それぞれの観点から解説し、それらと工学技術との関連についても説明する。本講義を通して、生命現象の不思議さや面白さと感じ取り、「生きている」ことの価値を再認識してほしい。また、生命科学の分野と自身の技術との接点を見いだし、技術者として幅広い視野を身につけられるように努めてほしい。
関連する科目:基礎生物工学(mb2年次履修)、生物化学Ⅰ(mb3年次履修)、生物化学Ⅱ(mb4年次履修)、衛生工学(ci4年次履修)
授業の進め方・方法:
この授業は学修単位科目のため、事前・事後学習として「週ごとの到達目標」欄に示す課題などを実施する。
注意点:
授業態度、出席率の著しく悪い者についてはさらなる課題を課す。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 生命科学の概要
生物を構成している原子・分子
第1回:生命科学の全体像を理解する(課題:細菌とウイルス等) 
第2回:生体構成成分を理解する(課題:タンパク質、糖、脂質等)
10週 細胞の構造・多様性
発生と進化
第3回:細胞の構造や機能について理解する(課題:細胞小器官の名称と働き)
第4回:細胞分裂や生物の進化について理解する(課題:細胞内共生説等)
11週 DNAの複製と細胞分裂
遺伝情報の維持と発現
第5回:遺伝子発現のしくみを理解する(課題:複製、転写、翻訳)
第6回:遺伝子工学技術について理解する(課題:PCR、遺伝子組換え生物)
12週 バイオインフォマティクス
代謝・酵素
第7回:バイオインフォマティクスの手法を知る(課題:塩基配列の予測等)
第8回:代謝のしくみを理解する(課題:異化と同化、スポーツ・病気とのつながり)
13週 脳・神経
感覚器
第9回:生体応答のしくみを理解する(課題:脳の構造としくみ、神経伝達のしくみ)
第10回:生体応答のしくみを理解する(課題:感覚器のしくみと構造)
14週 筋肉
第11回:生体応答のしくみを理解する(課題:筋肉のしくみと構造)
第12回:生体応答のしくみを理解する(課題:骨のしくみと構造)
15週 ホメオスタシス
免疫
第13回:神経系と内分泌系の連携について理解する(課題:メタボリックシンドローム等)
第14回:生体防御のしくみを理解する(課題:細胞性免疫、体液性免疫、ワクチン等)
16週 期末試験
第17週:試験解説・発展授業
試験時間:50分

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス地球上の生物の多様性について説明できる。4前9,前10,前16
生物の共通性と進化の関係について説明できる。4前9,前10,前16
生物に共通する性質について説明できる。4前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4前9,前12,前13,前14,前15,前16
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。4前9,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力401050
専門的能力201030
分野横断的能力101020