長期学外実習s

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 長期学外実習s
科目番号 0020 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 専攻科専門共通科目 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 専攻 科長

到達目標

(科目コード:A0420,英語名:Long-term Advanced Internship s)(本科目は第3学期の科目として実施する。授業計画の週は回と読替えること)
この科目は長岡高専の教育目標の(F)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育到達目標との関連の順で次に示す。
①自身の専攻分野や学修した内容が実社会や産業にどのように役立てられているかを理解する。40%(F1)
②企業等における開発・製造・研究等の現場実習を体験し、社会や産業界が求めるニーズを把握する。40%(F1)
③企業実習の経験を発表・討論できる。20%(F2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1専攻分野や学修した内容がどのように役立てられているかを説明でき、他の活動に活用できる 専攻分野や学修した内容がどのように役立てられているかを理解できる専攻分野や学修した内容がどのように役立てられているかを概ね理解できる左記に達していない
評価項目2社会や産業界が求めるニーズを把握し、自身の学修に活用できる社会や産業界が求めるニーズを理解できる社会や産業界が求めるニーズを概ね理解できる左記に達していない
評価項目3企業実習の経験を詳細に発表・討論できる企業実習の経験を発表できる企業実習の経験を概ね発表できる左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
企業の生産・研究部門、公立の試験研究機関または大学等において、専攻分野に関連したテーマについて研修する。特に、製品化・実用化を目指した技術開発を体験することにより、研究の実践を定着させることを目標とする。学外実習の成果は、実習終了後の成果報告会にて発表する。専攻毎のクラス分け方式である。
授業の進め方・方法:
学外実習は、2週間以上、企業、公立の試験研究機関または大学等において実習を行う。学外実習ガイダンスには必ず出席し、実習手続きや実習における注意事項などを理解する。
● 実習機関には実習責任者を経て下記の書類を提出する。
(1)学外実習申込書、(2)誓約書、(3)専攻科学外実習証明書、(4)実習機関が必要とする書類
● 実習終了後には、定められた期日までに指定された次の書類を指導教員を経て学外実習実施責任者に提出する。
(1)専攻科学外実習証明書、(2)専攻科学外実習報告書、(3)学外実習日誌
注意点:
企業、公立の試験研究機関または大学等の職場内規律や就業規則などの諸規則を守り、また、企業等の実習責任者の指示に従い、細心の注意を払って安全作業に心がけること。実習先では、社会人として良識を持って行動すること。実際の企業で就業体験を積むことは、将来の進路を考える上でよい経験となるので、積極的に取り組むことが必要である。学外実習者は、必ず傷害保険に加入すること。本実習に取り組むにあたって、専攻分野に関連して実習を通じて何を学ぶのか自ら課題を設定し、有意義なものとするよう努めること。学外実習に関して修得できる単位数は、実習期間が3週間以上の場合に、その期間に対応して、学外実習(必修)2単位と長期学外実習Ⅰ~Ⅵ(選択)の合計に長期学外実習sの1単位を合わせた単位数となる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第1回:学外実習ガイダンス
第1回:実習手続きや実習における注意事項などを理解する
2週 第2回:学外実習
第2回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
3週 第3回:学外実習
第3回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
4週 第4回:学外実習
第4回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
5週 第5回:学外実習
第5回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
6週 第6回:学外実習
第6回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
7週 第7回:学外実習
第7回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
8週 第8回:学外実習 第8回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
4thQ
9週 第9回:学外実習 第9回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
10週 第10回:学外実習 第10回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
11週 第11回:学外実習 第11回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
12週 第12回:学外実習 第12回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
13週 第13回:学外実習 第13回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
14週 第14回:学外実習 第14回:企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
15週 第15回:学外実習報告会 実習の経験を発表・討議できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。4
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。4
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。4
企業には社会的責任があることを認識している。4
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。4
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。4
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。4
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。4
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。4
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。4
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。4
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合02000800100
基礎的能力0100040050
専門的能力0100040050
分野横断的能力0000000