概要:
生命科学分野は工学技術の発展に伴って急速な進歩を遂げている。本講義では、「生物が何でできていて、どのようなしくみで動いているのか」という疑問について、分子レベル、細胞レベル、個体レベル、それぞれの観点から解説し、それらと工学技術との関連についても説明する。本講義を通して、生命現象の不思議さや面白さと感じ取り、「生きている」ことの価値を再認識してほしい。また、生命科学の分野と自身の技術との接点を見いだし、技術者として幅広い視野を身につけられるように努めてほしい。
関連する科目:基礎生物工学(mb2年次履修)、生物化学Ⅰ(mb3年次履修)、生物化学Ⅱ(mb4年次履修)、衛生工学(ci3年次履修)
授業の進め方・方法:
この授業は学修単位科目のため、事前・事後学習として「週ごとの到達目標」欄に示す課題などを実施する。
注意点:
授業態度、出席率の著しく悪い者についてはさらなる課題を課す。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 地球上の生物の多様性について説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前16 |
生物の共通性と進化の関係について説明できる。 | 4 | 前1,前2,前10,前16 |
生物に共通する性質について説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 4 | 前9,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 4 | 前9,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |