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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス/新入生課題の回収およびテスト /多和田葉子「『ふと』と『思わず』」① |
言葉やコミュニケーションに関わる「国語」という科目を、なぜ学ぶのか、自分なりの考えを説明できる。授業に必要な教材や具体的な学習方法について、説明できる。 春休み中に取り組み、丸付け・訂正を行った、新入生課題の冊子を提出できる。新入生課題に基づいたテストで、60/100点以上取得できる。 「穴は、外部に立ったときにしか見えない」とは、どういうことか、説明できる。「ふと」という言葉が現れると、「描かれる対象が認識の現在に連れ込まれる」とは、どういうことか、説明できる。
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2週 |
多和田葉子「『ふと』と『思わず』」② |
「『ふと』の視線には、日常性がなければいけない」とは、どういうことか、説明できる。「そういう動きには、その人を理解するのに重要な要素がたくさん含まれている」とは、どういうことか、説明できる。
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3週 |
松田雄馬「未来を予測する最善の方法」① |
「そうした『人工知能ブーム』」とは、どのようなものか、説明できる。「情報化社会で得た便利な生活の代償として、われわれが失ったもの」とは、どのようなものか、説明できる。
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4週 |
松田雄馬「未来を予測する最善の方法」② |
「情報化社会」の歴史的背景について、順を追って整理できる。「生命知」とは、どのようなものか、説明できる。筆者は、情報化社会をよりよく生きるためにどのような姿勢が必要だと考えているか、説明できる。
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5週 |
連休課題漢字テスト /『宇治拾遺物語』「児のそら寝」①
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連休課題に基づいた漢字テスト(5級)で、180/200点以上を取得できる。/ なぜ古文を読むのか、古文と現代文の違いについて理解した上で、説明できる。五十音図、歴史的仮名遣い、助詞や体言の補いなど、古文読解の基本を理解した上で、歴史的仮名遣いを正しく読め、書くことができ、必要な語句を補って現代語訳をすることができる。
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6週 |
『宇治拾遺物語』「児のそら寝」②
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「児」の気持ちの変化を整理し、内容に即して説明できる。エピソードの最後で、僧たちが「笑ふ」のはなぜかについて、説明できる。
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7週 |
『宇治拾遺物語』「児のそら寝」③ /「私たちと漢文」 |
古文の用言(動詞・形容詞・形容動詞)の活用について学んだ上で、それぞれの用言の活用表を作成することができる。/漢文が現代日本の言葉や思想の礎になっていることを知った上で、熟語・単文・格言について漢文としての構造を理解し、正しく訓読できる。漢字の持つ意味を、漢和辞典で正しく調べることができる。返り点や助字など、漢文訓読に必要な基礎知識を理解し、正しく訓読できる。
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8週 |
「論語」①・「論語」②
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置き字や再読文字などに注意して、正しく訓読でき、正しく書き下し文を作ることができる。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
前期前半の学習内容について理解度を確認し、50/100点以上を取得できる。
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10週 |
前期中間試験の答案返却と解説 / 芥川龍之介「羅生門」① |
前期前半の学習内容の理解度を確認し、理解不足のところを自分で修正できる。/ 羅生門の下にいた場面から、老婆の行為を目撃した場面に至る、主人公の心情の変化について、説明できる。
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11週 |
芥川龍之介「羅生門」② |
羅生門の楼上の場面における、主人公の心情の変化について、説明できる。語り手の存在に着目し、それがどのような効果を上げているのか、説明できる。
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12週 |
芥川龍之介「羅生門」③ |
小説の最後の一文を、作家が何回か書き直しをしていることについて、自分なりの考えを持ち、説明できる。
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13週 |
「孟子」 |
置き字や再読文字などに注意して、正しく訓読でき、正しく書き下し文を作ることができる。
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14週 |
『戦国策』「蛇足」・『十八史略』「完璧」 |
故事成語の出典となる短い文章を正しく訓読でき、寓意について説明できる。また、故事成語の意味を説明できる。
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15週 |
前期期末試験 |
前期後半の学習内容について理解度を確認し、50/100点以上を取得できる。
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16週 |
前期期末試験の答案返却と解説・授業アンケート / 夏休み課題の配布と説明 |
前期後半の学習内容の理解度を確認し、理解不足のところを自分で修正できる。/ 夏休み課題に必要な教材や具体的な学習方法について、説明できる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要旨・要点をまとめることができる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前9,前10,前12,前13 |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前9,前10,前11 |
社会生活で使われる語彙(故事成語・慣用句等を含む)を増やし、思考・表現に活用できる。 | 2 | 前2,前3,前4,前7,前8,前9,前10,前12,前13 |
専門の分野に関する用語を論理的思考・表現に活用できる。 | 2 | 前1,前9,前10,前11 |
文学作品(小説・随筆・詩歌・古典等)を文脈に即して鑑賞し、そこに描かれたものの見方や登場人物の心情を説明できる。 | 2 | 前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた知識や考え方を効果的な表現に活用できる。 | 2 | 前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
言語作品の読解を通して、人間や社会の多様な在り方についての考えを深め、自己を客観的に捉えたり自分の意見を述べることができる。 | 2 | 前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
常用漢字を中心に、日本語を正しく読み、表記できる。 | 2 | 前5,前9,前10,前14,前15,前16 |
実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4 |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集し、それを整理、分析できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前9,前12 |
整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文を作成できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前12 |
作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ、的確に口頭発表できる。 | 2 | 前12,前16 |
課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 2 | 前9,前10,前11,前12 |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前9 |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前9,前10,前15,前16 |