到達目標
1.わかりやすく、誤読されにくい日本語として間違いのない文章を書けるようになる。
2.敬語・文法・漢字などの日本語の基本的な知識を身につけ、適切な文章表現を行うことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
わかりやすく、誤読されにくい日本語として間違いのない文章を書けるようになる。 | 誤解なく相手に伝わりやすい明晰な文章を書くことができる。
| 論理が一貫したまとまった文章を書くことができる。 | 文章がうまく構成できず、相手に伝わる、わかりやすい文章を書くことができない。 |
敬語・文法・漢字などの日本語の基本的な知識を身につけ、適切な文章表現を行うことができる。 | 敬語・文法・漢字などの日本語の基本的な知識を身につけ、誤用表現については、なぜそれが間違っているのか説明することができる。 | 適切な日本語を選んで文章を書くことができる。
| 日本語として誤りが多く、なぜそれが誤っているのか説明ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 C-1
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JABEE 1(2)(a)
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ディプロマポリシー 3
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教育方法等
概要:
漢字・語彙・文法など、言語に関する知識を身につけ、読みやすい・わかりやすい文章を書く上での注意点を理解し、他者にそれを伝達できるようになる。また授業内容を踏まえて、就職活動に必要なさまざまな文書を作成できるようになる。
授業の進め方・方法:
担当教員による講義および演習。
注意点:
授業で書いてもらう文章は、自己満足のためのものではなく、読む人にわかりやすく自分の考えを伝えるためのもので あるので、他人に読んでもらうことを常に意識して課題の文章作成に臨んでほしい。また、自分の考えを明確化し、目的の文章を完成させるために、何度でも文章の推敲をしてもらう場合があることを覚悟しておいてほしい。なお、授業計画は、学生の理解度に応じて変更する場合がある本科目の成績評価は、60点以上の評価で、単位を認定する。成績評価は、評価割合の通りで、授業への取り組み態度、課題に応じて作成して提出した文章によって評価する。評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができ、追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 「就活」のための自己分析、なぜ自己分析が必要か。 |
「就活」において、なぜ自己分析が必要なのかを理解し、説明することができる。具体的なエピソードを交え、自分自身の個性が伝わる文章を書くことができる。
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2週 |
カードを用いた自己分析 |
複数の要素に分解した自己分析に特化したカードを用いて、自己分析を行い、自分がどのような人間であるのか、言語化することができる。 〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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3週 |
エントリーシートを用いた自己分析 |
「就活」で用いられる自己分析シートを元に自己分析を行い、自分がどのような人間であるのか、言語化することができる。 〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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4週 |
グループワークに基づく自己分析 |
企業内研修で用いられる自己分析の手法を取り入れ、自分がどのような人間であるのか、言語化することができる。 〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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5週 |
対象を説明するー『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』① |
特定の対象がどのようなものであるのか、それを知らない人に言語化して説明することができる。 〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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6週 |
何が素晴らしいのかを説明するー『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』② |
特定の対象の良さを、それを知らない人に言語化して説明することができる。 〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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7週 |
説得力のある文章を作成するー『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』③ |
特定の対象の素晴らしさを共有しない人に、その素晴らしさを説明し、納得してもらえる文章を書くことができる。 〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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8週 |
具体化するー『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』④ |
相手に納得し、説明するうえで「具体的」に書くということが重要であることを理解し、特定の対象の素晴らしさについて「具体的」に書くことができる。 〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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2ndQ |
9週 |
「推し」の素晴らしさを400字程度で説明するー『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』⑤ |
第5週から第8週の学習内容を踏まえて、400字程度で「推し」の素晴らしさを相手に説得力を持って説明できる文章を作成することができる。 〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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10週 |
ビジネス文章・メールの作成 |
ビジネス文章やメールなど、実社会で必要となる文書の作成方法を学び、適切に文書が作成できる。〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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11週 |
自己分析の結果を書き出すー自己PR文の作成①
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自分自身のことを振り返り、自分が積極的・主体的に関わってきた活動や、自分の長所/短所、得意/不得意などについて、なるべく多く書き出して、それらを整理することができる。〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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12週 |
エントリー先の企業/大学に合わせた内容に絞り込む・具体化するー自己PR文の作成② |
第11週に作成した内容を元に、エントリー先の企業や進学希望の大学に合わせた内容を選定し、それを元に自分自身のPRポイントを具体化することができる。〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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13週 |
志望理由を書き始めるー自己PR文の作成③ |
志望動機についての文章を作成するために、企業(大学)研究によって収集した情報と、自己分析・自己PRとを整理した上で、両者がマッチするような志望理由ポイントを選定できる。〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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14週 |
文章の構成・校正を理解するー自己PR文の作成④ |
選定した志望理由ポイントと、それを支えるエピソードの配置を考え、文章の構成と展開を決定できる。〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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15週 |
自己PR文を400字~800字で作成するー自己PR文の作成⑤ |
第11週から第15週の学習内容を踏まえて、志望理由書を完成させることができる。 〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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16週 |
学習内容と自己PRを結びつける |
高専で学んできた内容と自己PR文を結びつけられるように、第15週で作成した文章の校正を行う。〈授業後学習〉課題のプリントを次週までに完成させる
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 態度 | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 80 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 20 | 30 |
専門的能力 | 10 | 60 | 70 |