到達目標
ひずみゲージの基本原理をある程度理解し,曲げ試験の結果から応力ひずみ線図を作成することができる.
材料力学問題にFEMを適用し弾性変形の理論とFEMの結果がよく一致していることを確認できる.
制御装置の基礎知識を理解する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
ひずみゲージの基本原理をある程度理解し,曲げ試験の結果から応力ひずみ線図を作成することができる. | ひずみゲージの基本原理を理解し,それらを正しく使用することができ,曲げ試験の結果から応力ひずみ線図を作成することができる. | ひずみゲージの基本原理をある程度理解し,曲げ試験の結果から応力ひずみ線図を作成することができる. | ひずみゲージの基本原理が理解できておらず,曲げ試験を行っても,結果から応力ひずみ線図を描くことが出来ない. |
材料力学問題にFEMを適用できる. | 材料力学問題にFEMを適用し,結果の比較検討ができる. | 助言をもらって,材料力学問題にFEMを適用し,結果の比較検討ができる. | 材料力学問題にFEMを適用し,結果の比較検討ができない. |
制御システムの基礎知識を修得できる. | ライントレーサの概要やその仕組みを詳細に説明できる. 所定のコースを,ラインからはみ出さずに,安定した動作で一周することができるライントレーサを製作できる. | ライントレーサの概要やその仕組みついて説明できる. 所定のコースを,ラインからはみ出さずに一周することができるライントレーサを製作できる. | ライントレーサの概要やその仕組みについて説明できない. 所定のコースを,ラインからはみ出さずに一周することができるライントレーサを製作できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-3
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学習・教育到達度目標 A-6
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JABEE 1(2)(c)
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JABEE 1(2)(d)(1)
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JABEE 1(2)(d)(2)
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JABEE 1(2)(e)
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JABEE 1(2)(h)
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ディプロマポリシー 2
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教育方法等
概要:
講義科目で学んだ内容について,実際に実験演習することによって,その理解を深めるとともに,実験の報告書の書き方を学ぶ.また、工学的に必要な制御系の装置について知識を習得する.
授業の進め方・方法:
3班に分け,班ごとにローテーションしながら履修する.
注意点:
遅刻厳禁.作業のしやすい服装で受講すること.筆記用具,実験ノート,関数電卓等各テーマで必要なものを持参すること.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
実験項目の概要を学ぶ
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2週 |
実験① 曲げ試験による縦弾性係数の測定Ⅰ |
曲げ試験を行い,測定したたわみからひずみを算出し,応力ひずみ線図を描くことができる.
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3週 |
実験① 曲げ試験による縦弾性係数の測定Ⅱ |
電気抵抗ひずみゲージの基本原理を理解し,曲げ試験において,ひずみゲージを用いたひずみ測定が出来る.
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4週 |
実験① 曲げ試験による縦弾性係数の測定Ⅲ |
ひずみゲージを用いた応用的な測定方法を実践できる.
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5週 |
実験② CAE実験Ⅰ |
拘束条件,解析結果の応力や変形を理解できる.
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6週 |
実験② CAE実験Ⅱ |
引張変形に関する材料力学の理論解とFEMの解を比較する.
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7週 |
実験② CAE実験Ⅲ |
曲げ変形に関する材料力学の理論解とFEMの解を比較する.
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8週 |
実験③ センサを利用したロボット制御(1) |
実験③ではライントレーサーを題材に制御を基礎を学ぶ.ライントレーサの仕組みを理解できる.
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4thQ |
9週 |
実験③ センサを利用したロボット制御(2) |
3DCADを用いて,ライントレーサのボディを設計できる.
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10週 |
実験③ センサを利用したロボット制御(3) |
プログラミングの基礎的な演算子や制御構文を理解できる.
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11週 |
実験③ センサを利用したロボット制御(4) |
Arduinoを用いて,モータドライバを介しモータの制御方法を理解できる.
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12週 |
実験③ センサを利用したロボット制御(5) |
Arduinoを用いて,フォトリフレクタの出力によるモータの制御方法を理解できる.
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13週 |
実験③ センサを利用したロボット制御(6) |
ライントレーサを組み立てる. 所定のコースを完走可能なライントレーサを製作できる.
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14週 |
総合演習,レポート作成 |
レポートをまとめる.
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15週 |
レポートの返却と解説,アンケート |
理解不足の事項を確認し,復習する.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 4 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 4 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 4 | |
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 4 | |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |