到達目標
様々な熱エネルギー利用技術について,理論式の誘導や例題演習を通して専門用語や単位系をしっかり理解し,応用力や創造力を養うことを学習目標とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| サイクルの意味を理解し、熱機関の熱効率を計算できる | サイクルの意味を理解し、熱機関の熱効率および冷凍機・ヒートポンプの成績係数を理解できる | サイクルの意味を理解していない |
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学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-6
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JABEE 1(2)(d)(1)
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JABEE 1(2)(e)
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ディプロマポリシー 1
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教育方法等
概要:
熱力学Iで熱力学の基礎を学んだ学生を対象に,ガスサイクルや蒸気サイクル,各種エネルギーと地球環境などについて講義する.
この科目は企業で機械設計・開発を担当していた教員が,その経験を活かし,講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
講義および演習
中間試験(40%)と期末試験(40%),演習課題(20%)で評価する.
演習課題レポートの提出と内容を演習課題点とする.
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業の概要説明 |
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2週 |
熱力学基礎 |
状態変化に伴う熱と仕事
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3週 |
ガスサイクル カルノーサイクル |
カルノーサイクルの理解
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4週 |
ガスサイクル オットーサイクル |
オットーサイクルの理解
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5週 |
ガスサイクル オットーサイクル |
オットーサイクルの理解
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6週 |
ガスサイクル ディーゼルサイクル |
ディーゼルサイクルの理解
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7週 |
ガスサイクル サバテサイクル |
サバテサイクルサイクルの理解
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
ガスサイクル ブレイトンサイクル |
ブレイトンサイクルの理解
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10週 |
ガスサイクル ブレイトン再生サイクル |
ブレイトン再生サイクルの理解
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11週 |
飽和蒸気、湿り蒸気、過熱蒸気の状態量 |
等圧蒸発過程の説明
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12週 |
蒸気サイクル ランキンサイクル |
ランキンサイクルの理解
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13週 |
蒸気サイクル ランキンサイクル |
ランキンサイクルの理解
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14週 |
蒸気サイクル 冷凍サイクル |
冷凍サイクルの理解
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
答案返却と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 熱流体 | 等圧変化、等積変化、等温変化、断熱変化、ポリトロープ変化の意味を理解し、状態量、熱、仕事を計算できる。 | 4 | |
サイクルの意味を理解し、熱機関の熱効率を計算できる。 | 4 | 前1 |
カルノーサイクルの状態変化を理解し、熱効率を計算できる。 | 4 | |
サイクルをT-s線図で表現できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |