プログラミング

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 プログラミング
科目番号 0117 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 自らのレベルにあったpythonの参考書
担当教員 坂本 佳紀,畠山 潤平

到達目標

プログラムに関する基礎知識を身につけ、変数/順次処理/条件分岐処理/繰り返し処理のプログラム作成に必要な基本要素を学ぶ。応用として例外処理を学ぶ。続いて、リストおよびスライスを学び、一般的な配列構造を学ぶ。続いてユーザー定義の関数およびクラスについて学び、簡便なプログラムについて自作出来ることを目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
変数および型、ライブリー、演算などプログラミングに必要な知識を活用できる変数および型、ライブリー、演算などプログラミングに必要な知識を活用して複雑なプログラムが作成できる変数および型、ライブリー、演算などプログラミングに必要な知識を活用してプログラムが作成できる変数および型、ライブリー、演算などプログラミングに必要な知識を活用してプログラムが作成できない
作製したプログラムの動作について解説できる作製したプログラムの動作について丁寧にわかりやすく解説できる作製したプログラムの動作について解説できる作製したプログラムの動作について解説できない
現代のセキュリティー技術について説明できる現代のセキュリティー技術について丁寧でわかりやすく説明できる現代のセキュリティー技術について説明できる現代のセキュリティー技術について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
プログラミング言語を使用した簡単なソフトウェア開発を通じてプログラミング方法について体感するとともにプログラムに関する基礎知識を身につけプログラムを作成する。
授業の進め方・方法:
講義と実習を交互にした授業を展開し、動作原理等を講義で説明する。自作のプログラムの提出を以って到達度を評価する。
評価は、毎回のレポートが40%、課題が60%とする。

〇授業外学習について、事前に準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。
家庭で実施する課題・レポートが多いので,自分でスケジュール管理することが必要とされる.
〇単位追認について、総合評価が単位修得点数に満たなかった者に対して、願い出しかつ十分な学習が認められる場合に追加試験を行う。試験範囲は、シラバスの全範囲とする。追認試験の結果、単位修得が認められた者にあっては、総合評価を単位習得点数とする。
〇学修単位について、学習単位のため、15時間相当の授業外学習が必要である。(レポートなどの提出物の作成など。)
注意点:
演習室またはBYODを用いて各自与えられた演習を行う。詳細な分からない箇所はICTを利用して調べ、レポートは共通プラットフォームTeamsを利用して提出・返却する。家庭での学習が必要であり、分からないことへの質問などは、遠隔授業対応になる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
プログラミング基礎
履修上の注意、Python IDEを用いたプログラミングに関しての基礎
基本的なプログラミングの手順についての説明。
2週 プログラミング基礎
変数および型の説明
プログラミングの実行演習
変数および型の演習
3週 変数、引数の基礎 変数、引数を使ったプログラムの作成
4週 演算の基礎 プログラミングでの演算の基礎を説明する
5週 演習 変数、引数などを使った演算などの演算の基礎を活用したプログラムを作成する。
6週 演習 変数、引数などを使った演算などの演算の基礎を活用したプログラムを作成する。
7週 ファイル処理の基礎 csvファイルなどファイルの入出力処理を説明する
8週 ファイル処理の演習 csvファイルなどファイルの入出力処理の演習
2ndQ
9週 セキュリティー(暗号化) セキュリティー関係、暗号関係について説明する
10週 画像を使ったプログラムの基礎1 画像を使ったプログラムの基礎について説明する
11週 画像を使ったプログラムの基礎2 画像を使ったプログラムの基礎について説明する
12週 画像ファイルを使ったプログラムの演習 画像ファイルを使ったプログラムの演習
13週 画像ファイルを使ったプログラムの演習 画像ファイルを使ったプログラムの演習
14週 画像ファイルを使ったプログラムの演習 画像ファイルを使ったプログラムの演習
15週
16週 答案返却と解説 答案返却と解説およびアンケート等

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。3前1,前2,前3,前4
定数と変数を説明できる。3前5,前6
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。3前5,前6
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。3前5,前6
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。3前5,前6
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。3前3,前4,前13,前14
条件判断プログラムを作成できる。3前7,前8
繰り返し処理プログラムを作成できる。3前9,前10
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。3前11,前12

評価割合

レポート課題/ポートフォリオ合計
総合評価割合4060100
基礎的能力202040
専門的能力202040
分野横断的能力02020