材料物性Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 材料物性Ⅰ
科目番号 0129 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 「入門 化学熱力学」松永義夫 朝倉書店,セラミストのための電気物性入門 (JME材料科学)
担当教員 喜多 正雄

到達目標

①ギブズエネルギー変化と標準平衡定数についてについて計算できる
②物質の三態間の変化についてギブズエネルギーを用いて説明できる
③金属と絶縁体の違いについて電子構造の観点から説明できる
④真性半導体の電気抵抗の温度依存性について計算できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ギブズエネルギー変化と標準平衡定数について詳しく説明できるギブズエネルギー変化と標準平衡定数について説明できるギブズエネルギー変化と標準平衡定数について説明できない
評価項目2物質の三態間の変化についてギブズエネルギーを用いて詳しく説明できる物質の三態間の変化についてギブズエネルギーを用いて説明できる物質の三態間の変化についてギブズエネルギーを用いて説明できない
評価項目3金属と絶縁体の違いについて電子構造の観点から詳しく説明できる金属と絶縁体の違いについて電子構造の観点から説明できる金属と絶縁体の違いについて電子構造の観点から説明できない
評価項目4真性半導体の電気抵抗の温度依存性について詳しく計算できる真性半導体の電気抵抗の温度依存性について計算できる真性半導体の電気抵抗の温度依存性について計算できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(2) 説明 閉じる
JABEE 2.1(1) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
気相反応の化学平衡,物質の三態間の変化をギブズエネルギー変化と標準平衡定数の観点から理解する.コンピューターや携帯電話やLEDなど身近な製品に使用されている半導体の電気的性質と電子構造ついて理解する。
授業の進め方・方法:
講義
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス エントロピー,エンタルピー,ギブズエネルギーについて説明できる
2週 気相反応の化学平衡1 平衡定数について計算できる
3週 気相反応の化学平衡2 ギブズエネルギー変化と標準平衡定数について計算できる
4週 気相反応の化学平衡3 ルシャトリエの原理について計算できる
5週 物質の三態間の変化1 相転移とギブズエネルギーを用いて説明できる
6週 物質の三態間の変化2 1成分系状態図について説明できる
7週 溶液の性質1 沸点上昇について計算できる
8週 溶液の性質2 凝固点降下について計算できる
2ndQ
9週 中間テスト
10週 固体の電気伝導性1 固体の電気伝導機構について説明できる
11週 固体の電気伝導性2 荷電キャリアについて説明できる
12週 半導体1 固体の電子構造について説明できる
13週 半導体2 金属、半導体、絶縁体の電子構造の違いについて説明できる
14週 半導体3 真性半導体の電気抵抗の温度依存性について計算できる
15週 期末試験
16週 答案返却、解説、
授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出物相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000