実用技術英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 実用技術英語Ⅱ
科目番号 0130 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 1.DUO3.0、鈴木陽一、株式会社IPC(2000)./ 2.DUO3.0 CD 基礎用、鈴木陽一、株式会社IPC(2000).
担当教員 石黒 農

到達目標

英文を正確に音読できる。
英文の要約を短時間で読み取れる。
英文を正確に翻訳できる。
習った英文を様々な意味に応用変換できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英文を正確に音読できる。マークシートのテストで80%以上正解を解答できる。マークシートのテストで60%以上正解を解答できる。マークシートのテストで60%以上正解を解答できない。
英文の要約を短時間で読み取れる。マークシートのテストで80%以上正解を解答できる。マークシートのテストで60%以上正解を解答できる。マークシートのテストで60%以上正解を解答できない。
英文を正確に翻訳できる。マークシートのテストで80%以上正解を解答できる。マークシートのテストで60%以上正解を解答できる。マークシートのテストで60%以上正解を解答できない。
習った英文を様々な意味に応用変換できる。マークシートのテストで80%以上正解を解答できる。マークシートのテストで60%以上正解を解答できる。マークシートのテストで60%以上正解を解答できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-6 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(e) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
速読・音読の方法を学びながらアクティブラーニング形式による「英語の学び方・話し方」を体得する。繰り返し練習による英語の学び方・話し方を実施することで、英語の自主学習方法を学び、英語を自律的に学習できるようになる。特にvowel soundとconsonantの結ぶ付きによって、単体単語の発音が文章では大きく変化することに着目し、文章音声重視の発音を習う。
授業の進め方・方法:
英語の文章の理解のための解読方法を体得する。CDを用いた英語のリエゾンの読み方の練習方法を体得する。チャンク表現も合わせて体感する。これらの方法を意図的に複数回練習することによって英語の自主学習方法を学ぶ。大学1、2年生レベルの教材を用いて英語読解に集中して授業を実施する。最初に、教員の準備した教材を基に「速読」について学習し、続いて購入した教科書を利用して速読の反復練習を行う。

〇授業外学習について、事前に準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。
家庭で実施する課題・レポートが多いので,自分でスケジュール管理することが必要とされる.
〇単位追認について、総合評価が単位修得点数に満たなかった者に対して、願い出しかつ十分な学習が認められる場合に追加試験を行う。試験範囲は、シラバスの全範囲とする。追認試験の結果、単位修得が認められた者にあっては、総合評価を単位習得点数とする。
〇学修単位について、学習単位のため、15時間相当の授業外学習が必要である。(レポートなどの提出物の作成など。)
注意点:
試験ではCDを利用するので必ず教科書を購入する事。
関連図書:
・英語長文速読特訓ゼミ基礎レベル/木村達哉、マーク・ピーターセン、旺文社(2010)
・英語の話しかた/國弘正雄、たちばな出版(1999)、英語の学びかた/國弘正雄、たちばな出版(2006)
・15時間で速習英語耳、松澤喜好、株式会社KADOKAWA(2022)
・ネイティブなら12歳までに覚える80パターンで英語が止まらない、塚本亮、高橋書店(2022)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 「英語をなんで話せないのだろうか?」について本校の教員が作成した英語スライドの授業を受けその難しさについてディスカッションする。また、それらスライドに関するアンケートを実施する。
2週 速読方法の習得 その1
 英語学習として定着してきた速読方法を教材に沿って学ぶ。「速読とは速く読むことではない。」ことを学び何が重要な事かを理解する。
3週 速読方法の習得 その2 速読方法を練習しながら体得する。
4週 速読方法の習得 その3 速読方法を練習しながら体得する。
5週 速読Lesson1 例文326-336
6週 速読Lesson2 例文337-347
7週 速読Lesson3 例文348-358
8週 中間テスト コマ切れした文章の並び替え問題で到達度を確認する。
4thQ
9週 速読Lesson4 例文359-369
10週 速読Lesson5 例文370-380
11週 速読Lesson6 例文381-391
12週 速読Lesson7 例文392-402
13週 速読Lesson8  例文403-413
14週 速読Lesson9 例文414-424
15週 速読Lesson10 例文425-435
16週 期末試験 コマ切れした文章の並び替え問題で到達度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力600000060
専門的能力400000040
分野横断的能力0000000