日本語

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 日本語
科目番号 0001 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 機械システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 【教科書】講師作成のハンドアウト/【関連図書】『大学・大学院留学生の日本語』『小論文への12のステップ』
担当教員 田上 栄子

到達目標

①アカデミックな文章を書くための表現・文法・語彙が使えるようになる。
②文章の全体構成が把握できる。
③学修した読解の技術を使って、様々なタイプの文章が読めるようになる。
④主張したいことを論理的に構成し、展開していくことができる。
⑤自分なりの意見を持ち、ピア活動を通じてその意見を深めていける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学習目標(授業のねらい)
・論理的な文章を書くための、表現・文法・論理的な構成などの基本的な事項を学ぶ。
・毎回、学習した内容を使った文章を書いていくことで、段階を追って、論文やレポートを書く力を身につける。
・論理的な文章の構造を把握することで、様々なタイプの文章を読み解く力を養う。
・文章・映像を通して得た情報をもとに、自己の意見をまとめ、それを他者に向けて発信していくことができる。
授業の進め方・方法:
講義20%、演習80%
注意点:
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プレースメントテスト  インタビュー オリエンテーション  
ノートをとる
メモの取り方、箇条書きの仕方
2週 作文の基礎 書き言葉  首尾一貫した文
3週 作文の基礎  段落の構造 「は」と「が」  受身使役と自他動詞 
中心文と支持文
4週 テーマについて述べる 助詞相当句  研究のテーマとその重要性を述べる 
5週 理由・経過の説明 助詞相当句 理由の表現
6週 要約をする 中心文を読み取る、1段落の要約から複段落の要約へ
7週 定義する・分類する 「こと」と「の」
8週 判明していることを述べる 比較対象 助詞相当句
2ndQ
9週 問題点を述べる 引用する 間接疑問・剽窃・文末表現:引用の仕方   意見と事実
10週 解決策を述べる 手順を述べる 接続表現
11週 指示詞を使う 文脈指示
12週 読解:構造を読み取る 内容の階層構造(分類・列挙)
13週 読解:構造を読み取る 内容の階層構造(対比)
14週 読解:構造を読み取る 内容の階層構造(原因・結果・理由・根拠)
15週 前期末試験
16週 フィードバック
後期
3rdQ
1週 読解:構造を読み取る 文章のマーカーに着目して、構造を読み取る
2週 読解:構造を読み取る 文章のマーカーに着目して、構造を読み取る
3週 読解:構造を読み取る 新聞記事の構造
4週 ブックレポート 新聞記事を読み、内容をまとめる
5週 ブックレポート 新聞記事を読み報告のためのレジュメを作成する
6週 ブックレポート 発表と批評
7週 情報提供のスピーチ スピーチの構想
8週 情報提供のスピーチ アウトラインと発表資料の作成
4thQ
9週 情報提供のスピーチ アプトラインと発表資料の作成  発表と批評
10週 映像の読解 テレビ番組の構成
11週 映像の読解 テレビ番組の構成
12週 トピック:科学技術 映像と文章の読解
13週 トピック:科学技術 映像と文章の読解
14週 トピック:特許はだれのもの 映像と文章の読解
15週 学年末試験
16週 試験のフィードバック

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合500010400100
基礎的能力500010400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000