安全工学

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 安全工学
科目番号 0005 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料
担当教員 浅地 豊久

到達目標

1. リスクアセスメントの考え方が説明できる.
2. フェールセーフやフールプルーフなどのキーワードについて説明できる.
3. 事故事例や安全に関する調査・分析・考察を行い,発表資料及びレポートとしてまとめることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1リスクアセスメントの基本を正しく理解し,詳しく説明できる.リスクアセスメントの基本を説明できる.リスクアセスメントの基本を説明できない.
評価項目2安全に関する基本的なキーワードを正しく理解し,説明できる.安全に関する基本的なキーワードを説明できる.安全に関する基本的なキーワードを説明できない.
評価項目3安全に関する調査を詳しく行い,わかりやすくまとめることができる.安全に関する基本的な調査を行い,まとめることができる.安全に関する調査についてまとめることができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学習目標(授業の狙い)
機械系技術者に必要と考えられるリスクアセスメント,安全設計,危険防止などについて講義するとともに,事故事例についてプレゼンテーションを行う.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を実施する.
注意点:
授業計画は学生の理解度に応じて変更する場合がある.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 安全とは
2週 ヒューマンエラー 事故要因としてのヒューマンエラー
3週 安全 安全の常識と定義
4週 リスクアセスメント1 リスクアセスメントの概略と危険源
5週 リスクアセスメント2 リスクの見積もり,評価および低減方策
6週 安全設計思想 フェールセーフとフォールトトレランス
7週 ヒューマンエラーの防止 インターフェースとインタラクションによるヒューマンエラーの防止
8週 フールプルーフ設計 フールプルーフ設計とは
2ndQ
9週 フールプルーフ設計 どんな誤使用をフールプルーフすべきか
10週 グループワーク1 リスクアセスメント:課題設定
11週 グループワーク2 リスクアセスメント:危険源の同定
12週 グループワーク3 リスクアセスメント:リスク評価
13週 グループワーク4 リスクアセスメント:リスク低減方策
14週 グループワーク5 リスクアセスメント:発表資料作成
15週 グループワーク6 リスクアセスメント:ポスタープレゼンテーション
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合06000040100
基礎的能力0000000
専門的能力06000040100
分野横断的能力0000000