システム工学実験Ⅲ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 システム工学実験Ⅲ
科目番号 0006 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 配布プリント
担当教員 井上 誠,白川 英観,坂本 佳紀,太田 孝雄,喜多 正雄

到達目標

○機械材料の耐食性試験方法、評価方法および押出加工の概要について説明できる。
○流速やトルク,回転数より求めた水車に入力するエネルギーと,発電量より効率を求め,損失の因子を計算できる.
○FIB、SEM、EDSの概要について説明できる。
○破壊靭性試験法を習得し、実験により得られた結果を的確に考察できる。また、破壊力学各種パラメータ(エネルギー解放率、応力拡大係数)について計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械材料の耐食性試験方法、評価方法および押出加工の概要について詳しく説明できる。機械材料の耐食性試験方法、評価方法および押出加工の概要について説明できる。機械材料の耐食性試験方法、評価方法および押出加工の概要について説明できない
評価項目2流速やトルク,回転数より求めた水車に入力するエネルギーと,発電量より効率を求め,損失の因子の応用問題を計算できる流速やトルク,回転数より求めた水車に入力するエネルギーと,発電量より効率を求め,損失の因子を計算できる流速やトルク,回転数より求めた水車に入力するエネルギーと,発電量より効率を求め,損失の因子を計算できない
評価項目3FIB、SEM、EDSの概要について詳しく説明できるFIB、SEM、EDSの概要について説明できるFIB、SEM、EDSの概要について説明できない
評価項目4破壊靭性試験法を習得し、実験により得られた結果を的確に考察できる。また、破壊力学各種パラメータ(エネルギー解放率、応力拡大係数)について応用問題を計算できる破壊靭性試験法を習得し、実験により得られた結果を的確に考察できる。また、破壊力学各種パラメータ(エネルギー解放率、応力拡大係数)について計算できる破壊靭性試験法を習得し、実験により得られた結果を的確に考察できる。また、破壊力学各種パラメータ(エネルギー解放率、応力拡大係数)について計算できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
これまで身に付けてきた基礎知識を活用し、高性能な実験装置や測定装置の操作方法や精度などについて学ぶ
授業の進め方・方法:
実験(シミュレーション型学習)
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 耐食性実験(1) 機械材料の耐食性試験方法について説明できる
3週 耐食性実験(1) 機械材料の耐食性試験方法について説明できる
4週 押出加工実験 押出加工の概要について説明できる
5週 水力発電実験(1) 水車の概要説明,ピトー管による流速・流量測定実験,水力エネルギーの計算ができる
6週 水力発電実験(1) 水車によるトルク・回転数測定できる
7週 水力発電実験(1) 発電実験および効率計算,損失を考察できる
8週 FIB実験 FIBの概要について説明できる
2ndQ
9週 SEM実験 走査型電子顕微鏡(SEM)の観察方法について説明できる
10週 EDS実験 EDSの分析方法について説明できる
11週 破壊力学実験(1) 破壊の評価基準である破壊靭性値の評価方法について理解し、各種材料の破壊靭性値
(KIC、JIC等)の算出に必要な実験データを測定し、破壊靱性値に影響を及ぼす各種因子の影響などについて考察できる
12週 破壊力学実験(1) 破壊の評価基準である破壊靭性値の評価方法について理解し、各種材料の破壊靭性値
(KIC、JIC等)の算出に必要な実験データを測定し、破壊靱性値に影響を及ぼす各種因子の影響などについて考察できる
13週 破壊力学実験(1) 破壊の評価基準である破壊靭性値の評価方法について理解し、各種材料の破壊靭性値
(KIC、JIC等)の算出に必要な実験データを測定し、破壊靱性値に影響を及ぼす各種因子の影響などについて考察できる
14週 レポート作成指導
15週 レポート修正返却、アンケート等
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出物相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力0000000
専門的能力01000000100
分野横断的能力0000000