物理学Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 物理学Ⅱ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 物理基礎、物理 (数研出版)
担当教員 山腰 等

到達目標

1.仕事とエネルギーの関係を理解し問題を解くことが出来る。
2.平面の運動について理解し問題を解くことが出来る。
3.運動量の概念を理解し問題を解くことが出来る。
4.円運動、単振動の運動を理解し問題を解くことが出来る。
5.剛体にかかる力の釣り合いの問題を解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1仕事とエネルギーの関係を理解し応用問題を解くことが出来る。仕事とエネルギーの関係を理解し基礎問題を解くことが出来る。仕事とエネルギーの概念が説明できない。
評価項目2平面の運動について理解し応用問題が解ける。平面の運動について理解し基礎問題が解ける。平面の運動について説明できない。
評価項目3運動量の概念を理解し応用問題が解ける。運動量の概念を理解し基礎問題が解ける運動量の概念を説明できない。
評価項目4円運動、単振動を理解し、応用問題が解ける。円運動、単振動を理解し、基礎問題が解ける。円運動、単振動について説明できない。
評価項目5剛体について理解し、応用問題が解ける。剛体について理解し、基礎問題が解ける。剛体に対する力のつりあいが説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
覚えるのではなく理解して定着させることに主眼を置く。
授業の進め方・方法:
講義および実験
注意点:
質問等は授業時間や放課後等できるだけ早く解決するように。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 エネルギー(1) 仕事とエネルギーの関係が分かる
2週 エネルギー(2) エネルギー保存の問題が解ける
3週 エネルギー(3)
エネルギー保存の応用問題が解ける
4週 平面の運動(1) 平面のベクトルが分かる
5週 平面の運動(2) 平面の運動の問題が解ける
6週 実験
7週 問題演習
8週 中間試験
2ndQ
9週 剛体とは 剛体について理解できる
10週 剛体にはたらく力のつりあい(1) 剛体にはたらく力の釣り合いについて理解できる
11週 剛体にはたらく力のつりあい(2) 剛体にはたらく力の釣り合いについて理解できる
12週 剛体にはたらく力の合力( 剛体の問題が解ける
13週 実験
14週 問題演習
15週 期末試験
16週 答案返却、解説、アンケート
後期
3rdQ
1週 運動量と力積 力積が理解できる
2週 運動量保存(1) 運動量保存が理解できる
3週 運動量保存(2) 運動量保存の問題が解ける
4週 実験
5週 反発係数(1) 反発係数が理解できる。
6週 反発係数(2) 反発係数の問題が解ける。
7週 問題演習
8週 中間試験
4thQ
9週 円運動(1) 円運動が理解できる
10週 円運動(2) 円運動の問題が解ける
11週 単振動(1) 単振動が理解できる
12週 単振動(2) 単振動の問題が解ける
13週 実験
14週 問題演習
15週 期末試験
16週 答案返却、解説、アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理力学平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。3前4
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3前5
仕事と仕事率に関する計算ができる。3前1,前5
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。3前2
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。3前2,前3
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。3前2,前3
力学的エネルギー保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3前2,前3
周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。3後9,後10,後11,後12
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。3後9,後10,後11,後12
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。3後9,後10,後11,後12
万有引力の法則から物体間にはたらく万有引力を求めることができる.3
万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
力のモーメントを求めることができる。3前9
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。3前9,前10,前11
重心に関する計算ができる。3前12,前13
物理実験物理実験実験報告書を決められた形式で作成できる。3前6,前13,後4,後13
有効数字を考慮して、データを集計することができる。3前6,前13,後4,後13
力学に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3前6,前13,後4,後13
熱に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3前6,前13,後4,後13
光に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3前6,前13,後4,後13

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000