卒業研究

科目基礎情報

学校	富山高等専門学校	開講年度	平成27年度 (2015年度)
授業科目	卒業研究
科目番号	0007	科目区分	専門 / 必修
授業形態	演習	単位の種別と単位数	履修単位: 10
開設学科	機械システム工学科	対象学年	5
開設期	通年	週時間数	10
教科書/教材	特になし
担当教員	寺西 恒宣,佐瀬 直樹

到達目標

①研究の目的に応じて計画的に遂行し，実験結果を適切にまとめ，考察，討論できる．
②卒業研究を通して，技術者としての能力を高める．
【育成する社会人基礎力】論理的思考力，課題発見，情報収集，主体性，創成能力，コミュニケーションスキル
【学習・教育到達目標】A-3,A-4,B-1,B-3
【JABEE基準】基準1(2)(d)(2),(h),(f),(g),(d)(1),(f)

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

教育方法等

概要:

指導教官との話し合いのもとに研究目的を決め，機械システム工学に関する知識と技術を把握し，自主的・継続的に学習できる能力，あるいは修得した知識をもとに創造性を発揮し，計画的に仕事ができる能力の育成を目指す．また論文作成や研究発表を通じて，文章表現力，プレゼンテーション等のコミュニケーション能力の育成を目指す．

授業の進め方・方法:

【授業の形態、手法】研究，問題中心学習
【授業の実施体制】複数教員
【評価方法と基準】研究過程評価(50%)，　研究能力評価(50%)
研究過程評価:　実験(製作)，実験（計測），データ整理・文書作成，ゼミ･研究打ち合わせ，研究報告会の5項目を10段階評価
研究能力評価：　計画･実行能力，基礎知識･応用能力，設計能力，製作技術，文書作成能力，発表能力，討論能力，問題解決能力，協調性，独創性の10項目を5段階評価

注意点:

卒業研究はこれまでに学習した科目を応用して行うものであり，他の科目とは異なり，自主的かつ積極的に取り組んで下さい．
また指導教官と綿密に連絡を取り，目的を明確にして取り組むよう努めてください．

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	【研究】研究分野としては，材料と構造，運動と振動，エネルギと流れ，情報と計測・制御，設計と生産・管理，機械とシステムなどがある．
		2週	指導教員と相談して，研究テーマを考える．
		3週	研究背景を調べ，理解し，研究目的を明確にする．
		4週	実験方法を検討する．
		5週	実験装置を設計する．
		6週	実験装置を製作する．
		7週	データを取ってみて，実験方法や装置について詳細な検討を行う．
		8週	実験条件や方法を決め，データの収集を行う．
	2ndQ
		9週	データ収集，データ整理，検討
		10週	データ収集，データ整理，検討
		11週	データ収集，データ整理，検討
		12週	データ収集，データ整理，検討
		13週	データ収集，データ整理，検討
		14週	データ収集，データ整理，検討
		15週	データ収集，データ整理，検討
		16週	データ収集，データ整理，検討
後期
	3rdQ
		1週	【発表準備】研究背景や目的を正しく，効果的に伝える表現方法を考える．
		2週	【第1回中間発表】講演会方式で研究背景，目的，進捗状況などを報告する．
		3週	中間発表会で疑義の生じた事項があれば，それについての対応を検討する．
		4週	データ収集，データ整理，検討
		5週	データ収集，データ整理，検討
		6週	データ収集，データ整理，検討
		7週	【発表準備】中間発表のための資料を準備する．
		8週	【第２回中間発表】各研究室により実施形態は異なるが，口頭発表またはポスターにより進捗状況等を報告し，討論を行う．
	4thQ
		9週	【研究まとめ】追加実験を行うとともに，研究目的に合わせて研究をまとめていく．
		10週	報告書のまとめ
		11週	報告書のまとめ
		12週	【発表準備】最終的な研究結果を，効果的に表現する資料を作成し，発表の準備を行う．
		13週	最終的な研究結果を，効果的に表現する資料を作成し，発表の準備を行う．
		14週	【卒業研究発表会】それぞれの卒業研究について，口頭発表を行い，討論する．
		15週	【卒業研究報告書提出】提出期限を厳守し，報告書を作成する．研究日誌も作成，提出する．
		16週	【最終まとめ】

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	その他	合計
総合評価割合	0	0	0	0	0	0	0
基礎的能力	0	0	0	0	0	0	0
専門的能力	0	0	0	0	0	0	0
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0