総合英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 総合英語Ⅳ
科目番号 0012 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 「ESPにもとづく工業技術英語 大学・高専生のための新しい英語トレーニング」(講談社サイエンティフィク)
担当教員 青山 晶子

到達目標

技術者として、社会で遭遇する英語の特徴を、実際の資料で学び、シュミレートすることにより、工業技術系のコミュニケーション能力を身に付け、様々なジャンルの文書の特徴を理解した上で、基本的な文書を作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 技術文書における数字のルール技術文書独特の数字の表記ルールに則り正しい英文が書ける。技術文書独特の数字の表記ルールに則りほぼ正しい英文が書ける。技術文書独特の数字の表記ルールに則った英文が書けない。
評価項目2 Eメールの表現eメールの形式に則り、目的に応じた英文でメールを書くことができる。細かい誤りはあっても、eメールの形式に則り、目的に応じた英文でメールを書くことができる。eメールの形式に則り、目的に応じた英文でメールを書くことができない。
評価項目3 新製品の広告の表現広告に多用される後置修飾を理解して正しく書くことができる。広告に多用される後置修飾を理解しほぼ正しい英文を書くことができる。広告に多用される後置修飾を理解できていないため、正しい英文が書けない。
評価項目4 カタログに多用される表現複合語を正しく作成し、カタログに適した英語を書くことができる。複合語をほぼ正しく作成し、カタログに適した英語を書くことができる。複合語を正しく作成することができず、カタログに適した英語を書くことができない。
評価項目5 Order Formの書き方注文書特有の表現を理解し、英語の注文書が書ける。注文書特有の表現を理解し、英語の注文書をほぼ正しく書ける。注文書特有の表現を使って英語の注文書が書くことができない。
評価項目6 仕様書の表現仕様書特有の表現を理解し、英語の仕様書を読み、比較ができる。仕様書特有の表現を理解し、英語の仕様書をほぼ正しく書くことができる。仕様書特有の表現を使って英語の仕様書を書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
技術者に求められるコミュニケーション能力の基礎を固めるため、できるだけ本物あるいはそれに近い文書に触れて、実践的な英語に慣れるための授業です。
ESPと並行して、一般英語の文法知識の復習と、特徴的な語彙の習得練習を行います。
授業の進め方・方法:
講義と演習。
注意点:
毎回、テキストと辞典を持参すること。
・必ず予習(解答、音読、読解)すること。
・教材フォルダー(音声、練習問題等)を活用して下さい。
・シラバス記載内容は、学生の理解度に応じて変更する場合があります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション ESPとは何かを理解する。
2週 Unit1 Email 技術文書における数字の書き方を学ぶ。
3週 Unit1 Email 技術文書における数字標記ルールに則って英文が書ける。
4週 Unit1 Email Eメールの形式を理解して正しく書ける。
5週 Unit2 New Product Advertisement 新製品広告の語彙の特徴が指摘できる。
6週 Unit2 New Product Advertisement 新製品広告の構文の特徴を指摘できる。
7週 Unit2 New Product Advertisement 効果的な新製品広告を作成できる。
8週 中間テスト
2ndQ
9週 答案返却とテストの解説
10週 Unit3 Catalogue 工業製品の英文カタログの構成を指摘できる。
11週 Unit3 Catalogue 商品情報を効果的に伝えるための語法を理解し、複合語が書ける。
12週 Unit3 Catalogue 注文書の形式と書き方に則った英文を作成できる。
13週 Unit4 Specs/Specifications 様々な単位記号を読み、正しく綴ることができる。
コロンとセミコロンを使い分けることができる。
14週 Unit4 Specs/Specifications 工業製品の仕様書を読むことができる。
仕様書からoverviewをまとめることができる。
15週 期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000