工作実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 工作実習Ⅰ
科目番号 0013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 山本 久嗣

到達目標

本実習では,次の 2つの項目を主な学習目標とする. (1) 機械工作技術に関する実習を通
して総合的に学習する. 機械部品を作る過程で,実際に機械・機器を操作してその技能を習得するばかりでなく,関連し た科目で習得した知識を生かし,実習中の様々な現象や事象を工学的に考察し,問題を解決する能力を養う. (2)機械 技術者としての不可欠な態度や習慣を身につける. 帽子や作業着などをきちんと着用したうえ,各作業で定められた保護 具を身につけ,気を引き締めて安全に作業する習慣を身につける

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本実習では,次の 2つの項目を主な学習目標とする. (1) 機械工作技術に関する実習を通
して総合的に学習する. 機械部品を作る過程で,実際に機械・機器を操作してその技能を習得するばかりでなく,関連し た科目で習得した知識を生かし,実習中の様々な現象や事象を工学的に考察し,問題を解決する能力を養う. (2)機械 技術者としての不可欠な態度や習慣を身につける. 帽子や作業着などをきちんと着用したうえ,各作業で定められた保護 具を身につけ,気を引き締めて安全に作業する習慣を身につける
授業の進め方・方法:
ものづくりには,各種の工作機械を使わなければならない.ものづくりの楽しさを味わい,機械技術者になるために,実習で使用する機械や工具の名称・使用方法を実際に触れながら覚える必 要がある.工作機械などの操作や作業には危険が伴っているので,慎重に扱い,教職員の指示に 従い,実習工場の規則を厳守すること.特に,作業着をきちんと着用することは基本である.授 業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入教育  安全教育 授業の概要や評価方法の説明 安全の基本講座(安全の基礎知識に関する学習,安全の基本ルール に関する学習,ヒヤリ・ハット疑似体験,過去の事故例の検証/デ ィスカッション学習)
2週 手仕上げ(1) けがき工具の適切な取り扱い方法と けがき順序の理解・習得.
3週 手仕上げ(2) やすり仕上げの基本についての理解,平面・Rの仕上げの習得
4週 手仕上げ(3) 穴あけ・ねじ立てに必要な各種工具の理解とその加工方法の習得
5週 フライス作業(1) 概要説明及び取り扱い
6週 フライス作業(2) Al合金、鋳鉄の6面体の製作・JIS曲げ試験についての理解
7週 フライス作業(3) Al合金、鋳鉄の6面体の製作・JIS曲げ試験についての理解
8週 レポート
2ndQ
9週 コンタマシン・シャー(1) 機械概要説明及び操作説明
10週 コンタマシン・シャー(2) コンタマシンによるAl合金・アクリル板等の切断
11週 コンタマシン・シャー(3) コンタマシンによるAl合金・アクリル板等の切断
12週 旋盤作業(1) 概要説明および取り扱い
13週 旋盤作業(2) 段付軸の製作
14週 旋盤作業(3) 端面・外周・突っ切り加工
15週 報告書修正と目標達成度調査,アンケート 報告書の修正を行い,目標達成度とアンケートを実施する.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000