英語表現Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 英語表現Ⅰ
科目番号 0016 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 New Favorite English Expression I ・ 理工系学生のための必須単語COCET 2600・ATLAS総合英語・ATLASワークブック
担当教員 青山 晶子

到達目標

1)「COCET 2600」収録の単語のうち1から1000までの日本語の意味がわかり、正しく綴ることができる。
2)動詞に着目し、異なった時制や構造の英文を書くことができる。
3)完了形、助動詞、受動態を使って、英語で状態や気持ちを表現できる。
4)コミュニケーションの目的に応じた、複数の英文からなる短い文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 動詞と文の構造文型に応じ適切な動詞を使って英文を書くことができる。文型に応じほぼ適切な動詞を使って英文を書くこと文型に応じて適切な動詞を使って英文を書くことができない。
評価項目2 動詞と時制時制に応じて動詞を正しく使える。時制に応じて動詞をほぼ正しく使える。時制に応じて動詞を正しく使えうことができない。
評価項目3 完了形現在完了、現在完了進行形、過去完了、過去完了進行形を正しく使える。現在完了、現在完了進行形、過去完了、過去完了進行形をほぼ正しく使える。現在完了、現在完了進行形、過去完了、過去完了進行形を正しく使うことができない。
評価項目4 助動詞基本的な助動詞を使って、ニュアンスが正しく伝わる英文を書くことができる。基本的な助動詞を使って、ニュアンスがほぼ正しく伝わる英文を書くことができる。基本的な助動詞を使って、ニュアンスを正しく伝えることができないい。
評価項目5 受動態受動態の文を正しく書くことができる。受動態の文をほぼ正しく書くことができる。受動態の文を正しく書くことができない。
評価項目6 理工系英単語指定された理工系英単語を正しく綴ることができる。指定された理工系英単語の75%を正しく綴ることができる。理工系英単語の50%を正しく綴ることができる。
評価項目7 タッチタイプおよびコンピュータの操作1分間に100タッチ以上ミスタッチ10未満で入力できる。1分間に80タッチ以上ミスタッチ10未満で入力できる。1分間に80タッチ以上ミスタッチ10未満で入力できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
大学受験をゴールとする高校とは異なり、高専生には、「高専の英語」がある。卒業後、あるいは、進学後に高専生に必要とされる英語力を5年間で習得するために、1年次では、①中学校既習事項の復習と定着、②基礎的な日常語彙、理工系語彙の習得、③動詞を中心に据えた英文構造の理解に基づく英文の作り方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
教員による講義、教員開発のコンピュータ教材によるテスト、各章ターゲットのペアワーク、各章の表現を使ったライティング
注意点:
毎回単語小テストを行い、平常点とする。
当該範囲のワークブックおよび教科書のPracticeを提出とし、試験時にノートを提出させる。
試験成績80%、小テスト10%、提出課題10%として評価する。各学期の評価は中間試験と期末試験の評価の平均、学年評価は前学期と後楽器の評価の平均とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(4/9) ログインの仕方を理解し、PWを変更する。
タッチタイプ(1)ホームポジションが打てる。
CALIS の使い方を理解し、実際に使うことができる。
2週 中学の復習(1) 中学既習事項を復習し、理解が不十分な文法項目を確認する。
辞書に使われている記号の意味がわかる。
3週 中学の復習(2)、COCET 1-10 同上。
発音記号を読むことができる。

4週 Lesson 1 My School Life、 COCET 11-20 動詞と文構造(1)S+Vの構造を指摘し、文を書くことができる。
タッチタイプ(2)上一段が打てる。
効果的にノートを取ることができる。
5週 Lesson 1 My School Life、COCET 21-30 動詞と文構造(1)S+V+Cと S+V+Oの構造を指摘し、適切な動詞を使って書くことができる。
タッチタイプ(3)「ホーム+上一段」が打てる。
6週 Lesson 2 Happy Birthday、COCET 31-40 動詞と文構造(2)S+V+O+Oの構造を指摘し、適切な動詞を使って書くことができる。
タッチタイプ(4)下一段が打てる。
7週 Lesson 2 Happy Birthday、COCET 41-50 動詞と文構造(2)S+V+O+Cの構造を指摘し、適切な動詞を使って書くことができる。
タッチタイプ(5)「ホーム+下一段」が打てる。
8週 前期中間試験 正しい動詞を使って英文を書くことができる。
COCET 1-50までの単語を正しく綴ることができる。
タッチタイプ(7)全段を80タッチ/分、かつ、ミスタッチ9以内で打つことができる。
2ndQ
9週 Lesson 3 A Letter to the Future Me、COCET 51-70
動詞と時制(1)現在形を使って、現在の状態、習慣的動作、真理を表現できる。
タッチタイプ(6)全段を所定の速度と正確さで打てる。
10週 Lesson 3 A Letter to the Future Me、COCET 71-90 動詞と時制(1)現在進行形を使って、現在進行中の動作や繰り返し行われる動作を表現できる。
11週 Lesson 4 An Embarrassing Moment、COCET 91-110 動詞と時制(2)過去形を使って過去の動作や状態を表現できる。
12週 Lesson 4An Embarrassing Moment、COCET 111-130 動詞と時制(2)過去進行形を使って、過去のある時点で進行中の動作を表現できる。
13週 Lesson 5 Let's Go on a Trip、COCET 1-60 動詞と時制(3)未来を表す表現ができる。
14週 Lesson 5Let's Go on a Trip、COCET 61-120 動詞と時制(3)近い未来の予定や確定した未来を表す表現ができる。
15週 前期末試験
16週 答案返却、解説、前期の総復習 正答率が低かった問題の再テスト。
後期
3rdQ
1週 課題テスト(筆記)、朗読テスト(録音)、COCET 121-220
Communication Workshop 1
課題教材What's upとReading教材Greek Mythのテスト。
前期に学習した動詞を使って、実践的な問題を解くことができる。
2週 Lesson 6 Welcome Party、COCET 221-240 完了形(1)現在完了形を使って、完了・結果、経験、状態の継続を表現できる。
3週 Lesson 6 Welcome Party、COCET 241-260 完了形(1)現在完了進行形を使って、動作の継続を表現できる。
4週 Lesson 7 What a Day!、COCET 261-280 完了形(2)過去完了形を使って、過去の一時点における完了、経験、状態の継続、大過去を表現できる。
5週 Lesson 7 What a Day!、COCET 281-300
完了形(2)過去完了進行形を使って、過去の一時点までの動作の継続を表現できる。
6週 Lesson 8 My Favorite Thing、COCET 301-320
助動詞(1)can, may, mustを使って、可能、推量、義務などの表現ができる。
7週 Lesson 8 My Favorite Thing、COCET 321-340 助動詞(1)would like toを使った丁寧な表現ができる。助動詞+have+過去分詞を使って過去の出来事についての推量や判断を表現できる。
8週 後期中間試験、COCET 221-340
4thQ
9週 答案返却、試験解説、Lesson 9 Watching a Sports 正答率が低かった問題の再テスト。
助動詞(2)might, should, couldを使った表現ができる。
10週 Lesson 9 Watching a Sports、COCET 221-240 助動詞(2)would, used toを使った表現ができる。
11週 Lesson 9の補充、COCET 221-320(冬休みの課題) 助動詞(2)教科書以外の基本的な用法について基本的な助動詞のを使った表現ができる。
12週 Lesson 10 Japanese Culture、COCET 321-340 受け身(1)受動態の文を使って、適切な表現ができる。
13週 Lesson 10 Japanese Culture、COCET 341-360 受け身(2)受動態を使って慣用表現を使って、表現ができる。
14週 Lesson 10 の補充 受け身(3)助動詞や複合時制の受動態の文を作ることができる。
15週 学年末試験、COCET 221-360
16週 答案返却、授業アンケート、春休みの課題等の説明

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000100100
基礎的能力90000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000