情報基礎

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 情報基礎
科目番号 0020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 できるWord2007 Windows Vista 対応(田中 亘ら  インプレス) 
担当教員 坂本 佳紀

到達目標

1.情報リテラシーとして情報伝達の考え方や、メールなどのコミュニケーションツールの基礎的ルールを理解し、利用できる。
2.情報セキュリティーの重要性、インターネットの危険性を理解し、インターネットを利用できる。
3..図表入りの技術文書をワードプロセッサーを用いて作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1メールなどのコミュニケーションツールの基礎的ルールを理解し、実践的に利用できる。メールなどのコミュニケーションツールの基礎的ルールを理解し、利用できる。メールなどのコミュニケーションツールの基礎的ルールを理解できない。
評価項目2情報セキュリティーの重要性、インターネットの危険性を理解し、インターネットを実践的に利用できる。情報セキュリティーの重要性、インターネットの危険性を理解し、インターネットを利用できる。情報セキュリティーの重要性、インターネットの危険性を理解できない。
評価項目3高度な図表入りの技術文書をワードプロセッサーを用いて作成することができる。図表入りの技術文書をワードプロセッサーを用いて作成することができる。図表入りの技術文書をワードプロセッサーを用いて作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では、工学基礎を学ぶうえで必要とされる情報リテラシーを修得することを目的として演習を行う。講義でコンピューター基礎、ネットワーク基礎、インターネットの仕組み、情報検索、e-mail、セキュリティ、情報倫理について学習しながら、報告書作成で必要とされる科学系の書式に従った図表、工学で用いられる数学記号・数式、を日本語ワードプロセッサで作成できるようにする。
授業の進め方・方法:
講義と実習により実施する。
注意点:
技術者としてコンピュータの基本的知識や操作法の習得は今や必須である。本講義は講義と実習から成るが、苦手意識をもたず積極的に取り組むこと。
情報リテラシー教育の一環として情報モラルについての講義をより詳しく行うこととする。
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業の進め方、学内のPCの使い方、アンケート
2週 インターネットと情報モラル(1) 電子メールなどのコミュニケーションツールの利用にあたっての注意事項説明する。
3週 インターネットと情報モラル(2) 電子メールなどのコミュニケーションツールの利用にあたっての注意事項説明する。
4週 インターネットと情報モラル(3) 情報検索の利用にあたっての注意事項説明する。
5週 インターネットと情報モラル(4) コンピュータウィルスなどのセキュリティー問題について説明する
6週 インターネットと情報モラル(5) ソーシャルエンジニアリングなど、詐欺や犯罪について最新の事例を参考に説明する。
7週 インターネットと情報モラル(6) インターネットを利用する上で遭遇する可能性のあるトラブルについて事例を参考に説明する。
8週 インターネットと情報モラル(7) インターネットを利用する上で遭遇する可能性のあるトラブルについて事例を参考に説明する。
4thQ
9週 中間試験
10週 ワープロによる文書作成の基本(1) MS-Wordによる文書作成では,まず最初に簡単な長文の作製による文字入力の方法を説明する,さらに次には技術報告書などに最低限必要な必要な上付きや下付などの入力の方法にについて説明する。
11週 ワープロによる文書作成の基本(2)
12週 表の作成(1) MS-Wordを用いて表の作成を行う。
13週 表の作成(2)
14週 図形の書き方(1) PowerPointを用いた図の書き方を説明し,Wordに貼り付け簡単な報告書が作成できるように説明する。
15週 図形の書き方(2)
16週 実習 ワープロソフトを使った基本的なレポートの作成

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小レポート提出物態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合02080000100
基礎的能力02080000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000