到達目標
1.鉄鋼材料について説明できる
2.回復再結晶について説明できる
3.時効について説明できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 鉄鋼材料について詳しく説明できる | 鉄鋼材料について説明できる | 鉄鋼材料について説明できない |
評価項目2 | 回復再結晶について詳しく説明できる | 回復再結晶について説明できる | 回復再結晶について説明できる |
評価項目3 | 時効について詳しく説明できる | 時効について説明できる | 時効について説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
工業材料として最も使用されている鉄鋼材料について、Fe-C系状態図を理解してから熱処理と性質の変化について学習する。中間テスト以降は金属を軟化させる回復再結晶、硬化させる時効析出の機構について学習する。
授業の進め方・方法:
講義
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業 に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く
注意点:
本科目では、50 点以上の評価で単位を認定する。
評価が 50 点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることがで
きる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その
評価を 50 点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
鉄ー炭素系状態図 |
鉄ー炭素系状態図中に現れる組織名称,生成相の比率,代表的な組織について説明できる
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2週 |
鋼の熱処理 |
焼入れとマルテンサイト変態について説明できる
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3週 |
鋼の熱処理 |
焼き戻しについて説明できる
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4週 |
恒温変態線図の見方と熱処理の方法 |
TTT線図について説明できる
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5週 |
恒温変態線図の見方と熱処理の方法 |
CCT線図について説明できる
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6週 |
炭素鋼 |
炭素鋼の種類と用途について説明できる
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7週 |
合金鋼 |
合金鋼の種類と用途について説明できる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
中間試験の解答 |
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10週 |
拡散 |
フィックの第一法則について説明できる
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11週 |
回復・再結晶 |
回復・再結晶における組織と機械的性質の変化について説明できる
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12週 |
回復・再結晶 |
回復・再結晶における組織と機械的性質の変化について説明できる
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13週 |
時効析出 |
時効のメカニズムについて説明できる
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14週 |
時効析出 |
ジュラルミンの時効について説明できる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
期末試験の解答 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 材料 | 塑性変形の起り方を説明できる。 | 3 | 後11,後12 |
加工硬化と再結晶がどのような現象であるか説明できる。 | 3 | 後11,後12 |
鉄鋼の製法を説明できる。 | 3 | 後6,後7 |
炭素鋼の性質を理解し、分類することができる。 | 3 | 後6,後7 |
Fe-C系平衡状態図の見方を説明できる。 | 3 | 後6,後7 |
焼きなましの目的と操作を説明できる。 | 3 | |
焼きならしの目的と操作を説明できる。 | 3 | |
焼入れの目的と操作を説明できる。 | 3 | |
焼戻しの目的と操作を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 提出物 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 90 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |