AI・MOTⅠ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 AI・MOTⅠ
科目番号 0138 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 令和06年 イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室 技術評論社
担当教員 坂本 佳紀,畠山 潤平

到達目標

AI・データを活用するための技術を理解できる。
企業の実例を基に社会で活用されているデータの有用性を理解できる。
AI・データサイエンスが様々な分野の知見と組み合わせることで、新たな価値を創出できる可能性があることを理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (AI・データの活用技術)AI・データの活用技術を十分に説明できる。AI・データの活用技術を説明できる。AI・データの活用技術を説明できない。
評価項目2 (社会におけるデータの有用性)社会で活用されるデータの有用性を十分に説明できる。社会で活用されるデータの有用性を説明できる。社会で活用されるデータの有用性を説明できない。
評価項目3 (新たな価値の創出)AI・データサイエンスは様々な分野と組み合わさることで、新たな価値を創出できる可能性があることを十分に説明できる。AI・データサイエンスは様々な分野と組み合わさることで、新たな価値を創出できる可能性があることを説明できる。AI・データサイエンスは様々な分野と組み合わさることで、新たな価値を創出できる可能性があることを説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
AI・データを活用するための技術を理解できる
企業の実例を基に社会で活用されているデータの有用性を理解できる。
AI・データサイエンスが様々な分野の知見と組み合わせることで、新たな価値を創出できる可能性があることを理解できる。
授業の進め方・方法:
講義および演習を中心に授業を進める。
注意点:
単元ごとの確認試験とレポートにより評価する。
到達目標の達成度を確認するために、提出レポートに対して質問することがある。
本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。

授業計画は、進捗等により変更する可能性がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 コンピュータの構成要素 CPU、メモリ、記憶装置などのコンピュータの構成要素について説明する。
2週 コンピュータの構成要素 CPU、メモリ、記憶装置などのコンピュータの構成要素について説明する。
3週 基数変換 10進数と2進数の変換、2進数の計算について説明する。
4週 アルゴリズムとプログラミング アルゴリムズや変数などプログラミングに関する説明をする
5週 ネットワーク技術 プロトコルや、IPアドレスなどネットワークに関する説明をする。
6週 ネットワーク技術 プロトコルや、IPアドレスなどネットワークに関する説明をする。
7週 情報セキュリティ 脅威や、マルウェア、暗号技術や周辺法について説明する
8週 マネジメント プロジェクトマネジメントに関する用語などの説明をする。
2ndQ
9週 AIの基礎知識 AIに関する基本的な知識について説明する
10週 AIの活用事例 AIに関する具体的な活用事例を説明する
11週 データ構造、データ分析 様々なデータを表現するための構造や、それを用いた分析方法について説明する。
12週 データ構造、データ分析 様々なデータを表現するための構造や、それを用いた分析方法について説明する。
13週 AI・データの活用事例と演習 AI・データの活用のための技術について演習をする
14週 AI・データの活用事例と演習 AI・データの活用のための技術について演習をする
15週 AI・データの活用事例と演習 AI・データの活用のための技術について演習をする
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理技術者倫理情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3前7
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3前7
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3前3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3前3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3前1,前2
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3前5,前6
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3前4
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3前7
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3前7
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3前7
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3前7
専門的能力分野別の専門工学機械系分野計測制御プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。3
定数と変数を説明できる。3前4
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。3前4
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。3
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。3
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。3
条件判断プログラムを作成できる。3
繰り返し処理プログラムを作成できる。3
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。3

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合5050100
基礎的能力202040
専門的能力202040
分野横断的能力101020