物理学Ⅲ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 物理学Ⅲ
科目番号 0140 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 物理基礎、物理 (数研出版)
担当教員 山腰 等

到達目標

1.音と光を波として理解し問題が解ける。
2.電気について理解し問題が解ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1音と光を波として理解し応用問題が解ける。音と光を波として理解し基礎問題が解ける。音と光を波として説明できない。
評価項目2電気について理解し応用問題が解ける。電気について理解し基礎問題が解ける。電気について説明できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
覚えるのではなく理解して定着させることに主眼を置く。

授業の進め方・方法:
講義
注意点:
質問等は授業時間や放課後等できるだけ早く解決するように。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 音(1) 音の性質
2週 音(2) 弦の振動と共鳴共振
3週 音(3) 気柱の振動と共鳴共振
4週 音(4) ドップラー効果
5週 光(1) 光の性質について説明できる
6週 光(2) 光の干渉分散について説明できる
7週 問題演習
8週 中間試験
2ndQ
9週 電気(1) 電気の性質について説明できる
10週 電気(2) 絶縁体、導体について説明できる
11週 電気とエネルギー 抵抗の接続について説明できる
12週 電気とエネルギー ジュールの法則について説明できる
13週 交流 交流について説明できる
14週 電磁波 電磁波について説明できる
15週 期末試験
16週 答案返却、解説、アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理波動弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。2前1,前2
気柱の長さと音速から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。2前3
共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。2前2,前3
一直線上の運動において、ドップラー効果による音の振動数変化を求めることができる。2前4
自然光と偏光の違いについて説明できる。2前5
光の反射角、屈折角に関する計算ができる。2前5,前6
波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを説明できる。2前5,前6
電気導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。2前9,前10
クーロンの法則を説明し、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。2前10
オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。2前11
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。2前11
ジュール熱や電力を求めることができる。2前12

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000