基礎材料工学Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎材料工学Ⅰ
科目番号 0144 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 工業材料 電機大
担当教員 喜多 正雄

到達目標

1.金属の結晶構造について説明できる
2.平衡状態図について説明できる
3.材料の試験と検査について説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
金属の結晶構造について詳しく説明できる金属の結晶構造について説明できる金属の結晶構造について説明できない
平衡状態図について詳しく説明できる平衡状態図について説明できる平衡状態図について説明できる
材料の試験と検査について詳しく説明できる材料の試験と検査について説明できる材料の試験と検査について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
金属の性質を理解するために、金属結合を共有結合とイオン結合と比較して学習する。工業的に用いらている材料のほとんどは融解・鋳造を行って作られている。材料の基本である平衡状態図を理解し、冷却過程で組織がどのように変化していくかを学ぶ。中間テスト以降は材料の試験と検査方法について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 物質の結合 金属結合,イオン結合,共有結合について説明できる
2週 金属の結晶構造 結晶構造について説明できる
3週 結晶構造 充填率,ミラー指数を計算できる
4週 すべり変形 転位の定義,すべり方向とすべり面について説明できる
5週 平衡状態図(主な種類と組織)その1 全率固溶体について説明できる
6週 平衡状態図(主な種類と組織)その2 共晶反応について説明できる
7週 平衡状態図(主な種類と組織)その3 包晶反応について説明できる
8週 中間テスト
2ndQ
9週 中間テストの答案返却、解説
10週  材料の試験と検査 引張試験について説明できる
11週  材料の試験と検査 硬さ試験について説明できる
12週  材料の試験と検査 疲労試験について説明できる
13週  材料の試験と検査 クリープ試験について説明できる
14週  材料の試験と検査 非破壊検査について説明できる
15週 期末試験
16週 答案返却、解説、
授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出物相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000