材料プロセス

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 材料プロセス
科目番号 0189 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 材料プロセスに関するプリント
担当教員 高橋 勝彦

到達目標

材料の製造・使用・再利用というマテリアルライフの概念を学ぶにあたり,”鉄鋼,非鉄金属,ファインセラミックスなどの素材が,原料から製造されるプロセス”の概要や,よく用いられている化学反応などの基礎的事項に関する知識を習得することを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
製造プロセスの原理を理解し,知識を習得している上で,プレゼンテーションができる製造プロセスの原理を理解し,知識を習得している製造プロセスの原理の理解,知識の習得ができていない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(2) 説明 閉じる
JABEE 2.1(1) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
材料の製造・使用・再利用というマテリアルライフの概念を学ぶにあたり,材料の各製造プロセス,”鉄鋼,非鉄金属,ファインセラミックスなどの素材が,原料から製造されるプロセス”,の概要や,よく用いられている化学反応などの基礎的事項を学習する。ならびに,”素材が資源枯渇化問題,環境問題やエネルギー問題に対して,どの様に関連しながら製造されているのか”,それら概要や原理を学習する。
授業の進め方・方法:
自習により学んだ内容のプレゼンテーションを主体に,試験にて評価する
注意点:
講義は,各自が自習するためのサポートである。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 環境問題とサステナビリティの概要 環境調和型の製造プロセスの概要
2週 鉱物資源・賦存量の現状 資源の現状について
3週 メタルプロセス:鉄鋼の概要 Feなどの炭素熱還元の応用
4週 鉄鋼の概要 鉄鋼の高純度化
5週 鉄鋼の概要 鋳造・圧延など
6週 メタルプロセス:軽金属の概要 軽金属製造プロセスの基礎と実例
7週 アルミニウムのプロセス 溶融塩電解の概要
8週 中間試験
4thQ
9週 チタンのプロセス 転化反応と金属熱還元の概要
10週 銅と亜鉛のプロセス プロセスの応用例
11週 希土類元素のプロセス プロセスの応用例
12週 その他のプロセス
13週 資源問題と環境問題 概要とその実情
14週 リサイクルと廃棄物処理 概要と法的処置
15週 期末試験
16週 答案返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野材料鉄鋼の製法を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602000020100
基礎的能力0000000
専門的能力602000020100
分野横断的能力0000000