到達目標
材料の製造・使用・再利用というマテリアルライフの概念を学ぶにあたり,”鉄鋼,非鉄金属,ファインセラミックスなどの素材が,原料から製造されるプロセス”の概要や,よく用いられている化学反応などの基礎的事項に関する知識を習得することを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 製造プロセスの原理を理解し,知識を習得している上で,プレゼンテーションができる | 製造プロセスの原理を理解し,知識を習得している | 製造プロセスの原理の理解,知識の習得ができていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
材料の製造・使用・再利用というマテリアルライフの概念を学ぶにあたり,材料の各製造プロセス,”鉄鋼,非鉄金属,ファインセラミックスなどの素材が,原料から製造されるプロセス”,の概要や,よく用いられている化学反応などの基礎的事項を学習する。ならびに,”素材が資源枯渇化問題,環境問題やエネルギー問題に対して,どの様に関連しながら製造されているのか”,それら概要や原理を学習する。
授業の進め方・方法:
自習により学んだ内容のプレゼンテーションを主体に,試験にて評価する
注意点:
講義は,各自が自習するためのサポートである。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
環境問題とサステナビリティの概要 |
環境調和型の製造プロセスの概要
|
2週 |
鉱物資源・賦存量の現状 |
資源の現状について
|
3週 |
メタルプロセス:鉄鋼の概要 |
Feなどの炭素熱還元の応用
|
4週 |
鉄鋼の概要 |
鉄鋼の高純度化
|
5週 |
鉄鋼の概要 |
鋳造・圧延など
|
6週 |
メタルプロセス:軽金属の概要 |
軽金属製造プロセスの基礎と実例
|
7週 |
アルミニウムのプロセス |
溶融塩電解の概要
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
チタンのプロセス |
転化反応と金属熱還元の概要
|
10週 |
銅と亜鉛のプロセス |
プロセスの応用例
|
11週 |
希土類元素のプロセス |
プロセスの応用例
|
12週 |
その他のプロセス |
|
13週 |
資源問題と環境問題 |
概要とその実情
|
14週 |
リサイクルと廃棄物処理 |
概要と法的処置
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
答案返却と解説 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 材料 | 鉄鋼の製法を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |