材料物性Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 材料物性Ⅰ
科目番号 0221 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 X線回折分析(内田老鶴圃 改訂 機械材料学 ( 公益社団法人 日本材料学会) セラミストのための電気物性入門 (JME材料科学)
担当教員 喜多 正雄

到達目標

①X線の人体に与える影響について説明できる
②結晶構造因子を計算できる
③金属と絶縁体の違いに電子構造から説明できる.
④pn結合を利用したアプリケーションを説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1X線の人体に与える影響について詳しく説明できるX線の人体に与える影響について説明できるX線の人体に与える影響についてて説明できない
評価項目2結晶構造因子を詳しく説明できる結晶構造因子を説明できる結晶構造因子を説明できない
評価項目3金属と絶縁体の違いに電子構造から詳しく説明できる金属と絶縁体の違いに電子構造から説明できる金属と絶縁体の違いに電子構造から説明できない
評価項目4pn結合を利用したアプリケーションを詳しく説明できるpn結合を利用したアプリケーションを説明できるpn結合を利用したアプリケーションを説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
金属組織の評価方法の一つであるX線回折法について理解する.コンピューターや携帯電話やLEDなど身近な製品に使用されている半導体の電気的性質と電子構造ついて理解する。
授業の進め方・方法:
講義
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 結晶構造 ミラー指数について説明できる
2週 X線の取り扱いについて 放射線の種類と人体に与える影響、関係法令について説明できる
3週 X線回折1 面間隔と格子状数の関係について計算できる
4週 X線回折1 結晶構造因子について説明できる
5週 X線回折1 面心立方格子の消滅測について計算できる
6週 X線回折1 体心立方格子の消滅測について計算できる
7週 X線回折1 体心立方格子と面心立方格子の回折強度について計算できる
8週 中間テスト
2ndQ
9週 固体の電気伝導性1 金属、半導体、絶縁体の違いについて説明できる
10週 固体の電気伝導性1 金属の電気抵抗の温度依存性について説明できる
11週  半導体1 真生半導体の電気抵抗の温度依存性について説明できる
12週 半導体2 半導体の電子構造について説明できる
13週  半導体3 n型半導体とp型半導体について説明できる
14週 半導体4 pn結合を利用したアプリケーションについて説明できる
15週 期末試験
16週 答案返却、解説、
授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出物相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000