機械システム工学特論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 機械システム工学特論
科目番号 0332 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 各卒業研究指導教員により指定される
担当教員 井上 誠,岡根 正樹

到達目標

(1)卒業研究課題の社会的背景や工学的意義を整理して説明できる(主体性,倫理観,自然や社会との共存・共生能力等)
(2)卒業研究で扱う課題解決(問題解決)のために複数の解決手法を考案し,それらを評価して最適な解決策を提案できる(課題発見能力,論理的思考力,エンジニアリングデザイン能力)
(3)問題解決のために必要な文献(英文,和文)を収集し,理解できる(情報収集力,英語力,読解力)
(4)自らの課題について,ICT機器を用いてプレゼンテーションできる.そして第3者とディスカッションできる(コミュニケーションスキル,情報発信力,論理的思考力)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
主体性,倫理観,自然や社会との共存・共生能力卒業研究課題の社会的背景や工学的意義を整理して説明できる.教員のアシストがあれば,卒業研究課題の社会的背景や工学的意義を整理して説明できる.卒業研究課題の社会的背景や工学的意義を整理して説明できない.
課題発見能力,論理的思考力,エンジニアリングデザイン能力卒業研究で扱う課題解決(問題解決)のために複数の解決手法を考案し,それらを評価して最適な解決策を提案できる.教員のアシストがあれば,卒業研究で扱う課題解決(問題解決)のために複数の解決手法を考案し,それらを評価して最適な解決策を提案できる.卒業研究で扱う課題解決(問題解決)のために複数の解決手法を考案できない.
情報収集力,英語力,読解力問題解決のために必要な文献(英文,和文)を収集し,内容を理解し,説明できる.教員のアシストがあれば,問題解決のために必要な文献(英文,和文)を収集し,内容を理解し,説明できる.問題解決のために必要な文献(英文,和文)を収集しできない.
コミュニケーションスキル,情報発信力,論理的思考力自らの課題について,ICT機器を用いてプレゼンテーションできる.そして第3者とディスカッションできる.教員のアシストがあれば,自らの課題について,ICT機器を用いてプレゼンテーションできる.自らの課題について,ICT機器を用いてプレゼンテーションできない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-6 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(e) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
これまで学んできた科目を基礎として,教員指導のもと,持続可能な社会を構築するための技術者として必要なスキルを身につけることを目的とする.特に,卒業研究と連携した課題を通して,グローバル化に対応できるコミュニケーション能力や人間力,問題解決能力を養う.
授業の進め方・方法:
講義および実習
アクティブラーニング(グループ討論含む)
注意点:
下記の授業計画は,一例であり,詳細な内容は,各卒業研究指導教員により異なる.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業内容の説明 卒業研究課題の社会的背景や工学的意義について,グループで意見交換を行い,自らの考えをまとめる.
2週 プレゼンテーションスキル演習(討論会の準備) 卒業研究の進捗状況(中間発表)について,ICT機器を用いたプレゼンテーションの準備を行う.
3週 コミュニケーションスキル演習(討論会:卒研中間発表) 卒業研究の進捗状況等について報告・討論する
4週 コミュニケーションスキル演習(討論会の整理) 討論会で指摘された事項の整理,および指摘に対する回答をまとめる.
5週 問題解決スキル演習 卒業研究課題をより深く進展させるために,複数の解決手法を考案し,それらを評価して最適な解決策を提案する.
6週 問題解決スキル演習 卒業研究課題をより深く進展させるために,複数の解決手法を考案し,それらを評価して最適な解決策を提案する.
7週 グローバル情報活用スキル演習(英語文献輪読) 卒業研究課題をより深く進展させるために必要な英語文献等を収集し,輪読する.
8週 グローバル情報活用スキル演習(英語文献輪読) 卒業研究課題をより深く進展させるために必要な英語文献等を収集し,輪読する.
4thQ
9週 グローバル情報活用スキル演習(英語文献輪読) 卒業研究課題をより深く進展させるために必要な英語文献等を収集し,輪読する.
10週 問題解決スキル演習 卒業研究課題をより深く進展させるために,複数の解決手法を考案し,それらを評価して最適な解決策を提案する.
11週 問題解決スキル演習 卒業研究課題をより深く進展させるために,複数の解決手法を考案し,それらを評価して最適な解決策を提案する.
12週 プレゼンテーションスキル演習(卒研発表会の準備) 卒業研究発表会に向けてに,ICT機器を用いたプレゼンテーションの準備を行う.
13週 プレゼンテーションスキル演習(卒研発表会の準備) 卒業研究発表会に向けてに,ICT機器を用いたプレゼンテーションの準備を行う.
14週 プレゼンテーションスキル演習(卒研発表会の準備) 卒業研究発表会に向けてに,ICT機器を用いたプレゼンテーションの準備を行う.
15週 達成度の自己点検評価およびアンケート 卒業研究発表会で指摘された事項の整理,および指摘に対する回答をまとめる.
達成度の自己点検評価,およびアンケートを行う.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。4
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4

評価割合

各卒研指導教員による評価合計
総合評価割合100100
基礎的能力2020
専門的能力2020
分野横断的能力6060