概要:
物理学を学ぶことは数式を覚えるのではなく、自然科学を理解して工学への応用ができる幅広い視野を身につけるための礎となる.自然科学における様々な現象を物理学が数学的に解釈可能であることを、演習問題等を通じて理解を深める
授業の進め方・方法:
講義
注意点:
予習・復習を行う際は、自分が理解できている点、わからない点が何なのかを整理する習慣をつけること
授業計画は、学生の理解度に応じて変更する場合がある
本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。
評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
位置と速度、加速度の関係 |
位置と速度の関係の導入より、速度と加速度の関係を理解する
|
2週 |
等加速度直線運動 |
等加速度直線運動の公式を用いて物体の座標、時間、速度に関する計算ができる
|
3週 |
位置と位置ベクトル、速度と速度ベクトルの合成 |
ベクトルの概念を知り、平面運動において相対速度と合成速度を求めることができる
|
4週 |
平均の速度、平均の加速度と位置 |
物体の変位、速度、加速度と微分、積分の関係を知り、基礎問題を解くことができる
|
5週 |
落体の運動(1) |
自由落下と鉛直投射した物体の座標・速度・時間に関する計算ができる
|
6週 |
落体の運動(2) |
水平投射と斜方投射した物体の座標・速度・時間に関する計算ができる
|
7週 |
中間試験 |
|
8週 |
力の表記法と合成・分解 |
物体に作用する力を図示し、合成と分解をすることができる
|
2ndQ |
9週 |
力の種類(1) |
重力、抗力、張力について説明ができる
|
10週 |
力の種類(2) |
圧力について説明ができる
|
11週 |
フックの法則 |
フックの法則を用いて弾性力の大きさを求めることができる
|
12週 |
力の釣り合い(1) |
力の分解と合成ができる
|
13週 |
ニュートンの運動の第三法則 |
作用反作用の法則について説明ができる
|
14週 |
力の釣り合い(2) |
作用反作用の法則に基づいて力の釣り合いを作図できる
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
答案返却、解説、アンケート |
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 速度と加速度の概念を説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7 |
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7 |
平均の速度、平均の加速度を計算することができる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | 前5,前6,前7 |
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | 前5,前6,前7 |
物体に作用する力を図示することができる。 | 3 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
力の合成と分解をすることができる。 | 3 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。 | 3 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。 | 3 | 前13,前14,前15 |