総合英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 総合英語Ⅰ
科目番号 0018 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気制御システム工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 Power On English Communication Ⅰ、同 WORKBOOK (東京書籍)、WORDBOX Essential、同活用ワークブック実践編(美誠社)、スタディサプリ(リクルート)
担当教員 高越 義一

到達目標

・コミュニケーション活動に必要となる基本的な語彙や文法事項などを理解し,実際に活用できる。(語彙・文法力)
・英語を読んで,情報や書き手の意向などを理解し,概要や要点をとらえることができる。(読解力)
・聞いたり読んだりして得た情報や自分の考えなどを、英語を使って書いたり話したりすることができる。(表現力)
・英語の音声的な特徴に注意しながら発音することができ、まとまりのある文章を音読したり暗唱したりできる。(発音・音読)
・英語を聞いて,情報や話し手の意向などを理解したり,概要や要点をとらえたりする。(聴解力)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
語彙・文法力英語を読む、書く、聞く、話す際に必要となる語彙・文法・構文が十分身についている。英語を読む、書く、聞く、話すことが概ね可能な語彙・文法・構文が身についている。語彙や文法力が不足していて、英語を読む、書く、聞く、話すことが困難である。
読解力まとまった英文を読んで,情報や書き手の意向などを理解し,概要や要点をとらえることができる。まとまった英文を読んで,情報や書き手の意向などを部分的に理解し,概要や要点を大まかにとらえることができる。まとまった英文を読んで,文章全体の概要や要点をとらえることができない。
表現力基本的な語彙や文法事項を活用して、情報や自分の考えなどを、ある程度の分量の英文で書いたり発表したりできる。基本的な語彙や文法事項を活用して、情報や自分の考えなどを、1~2文程度の英文で書いたり発表したりできる。情報や自分の考えなどを、英語で書いたり発表したりできない。
発音・音読英語の音声的な特徴に注意しながら発音することができ、まとまりのある文章を聞き手に伝わるように、音読したり暗唱したりできる。単語はほぼ正確に発音することができ、まとまりのある文章を、語句の切れ目を意識して音読できる。正しく発音できる単語もあるが、まとまりのある文章を、語句の切れ目を意識して音読することができない。
聴解力英語を聞いて,情報や話し手の意向などを十分理解し,概要や要点をとらえることができる。英語を聞いて,情報や話し手の意向などを部分的に理解し,概要や要点を大まかにとらえることができる。英語を聞いて,単語など断片的に理解できるが、概要や要点をとらえたりすることはできない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日常的な話題について、聞いたことや読んだことを理解し、情報や考えを英語で話したり書いたりして伝える基礎的な能力を養う。
授業の進め方・方法:
講義及び演習
注意点:
・教科書、ノート、英和辞典を必ず持参すること。
・予習以上に復習を十分行うこと。
・提出物は期限を厳守すること。
・配付プリントをファイルに綴じて活用すること。
・単語テストの日程・範囲は別途連絡する。
・TOEIC Bridgeを受検すること。
・授業計画は学生の理解度に応じて変更する場合がある。
・本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション ・Pre-Lesson ・授業概要説明
・日本語と英語の構造の違いを理解できる
・品詞の違いと働きを理解できる
・動詞の違いと5文型について理解できる
2週 Pre-Lesson 同上
3週 Lesson 1 Japan’s New Tourism ・時制と動詞の変化について理解できる
4週 Lesson 1
Zoom in with コーパス1 他
・話し言葉でよく使われる助動詞について理解できる
5週 Lesson 2 Light from Creatures ・受け身、現在完了形、現在完了進行形の文の構造、意味、用法を理解できる
6週 Lesson 2 ・同上
7週 Lesson 2
Sounds Interesting 1
・音節の特徴について理解し、単語を正しく発音できる
8週 中間試験 学習範囲のテスト
2ndQ
9週 中間試験返却 
Lesson 3 Routes to the Top
・中間試験解説
・動名詞、不定詞の意味や働きについて理解できる
・S+V+that節の文の構造、意味、用法を理解できる
10週 Lesson 3 ・同上
11週 Lesson3
Sounds Interesting 2
・語の発音の強勢の特徴を理解し、正しく発音できる
12週 Lesson 4 Left to Right, Right? ・分詞(現在分詞・過去分詞)による後置修飾を用いた表現を理解できる
・比較表現(比較級・最上級)の文の構造、意味、用法を理解できる
13週 Lesson 4 ・同上
14週 Lesson 4
Zoom in with コーパス2 他
・動詞getの多様な用法について理解できる
15週 期末試験 学習範囲のテスト
16週 期末試験返却、アンケート 期末試験解説、アンケート
後期
3rdQ
1週 Lesson 5 Banana Paper ・接続詞の意味や働きを理解できる
2週 Lesson 5
Zoom in with コーパス3 他
・同上
・関係代名詞の文について理解できる
3週 Lesson 6 Patterns in Human Behavior ・形式主語の使い方や文構造を理解できる
4週 Lesson 6
Sounds Interesting 3
・be動詞以外の第2文型、S+V+O+C(形容詞)の文の表現やその特徴について理解できる
・文の強勢を理解し、適切に発音することができる
5週 Lesson 7 No Plastic or No Future ・関係副詞、関係代名詞の働きや文の構造、用法について理解できる
6週 Lesson7
Sounds Interesting 4
・子音の連続などによる音のつながりを理解し、正しく発音できる
7週 Lesson 8 Oh My Cod! ・分詞構文の意味や構造、用法を理解できる
8週 中間試験 学習範囲のテスト
4thQ
9週 TOEIC Bridge TOEIC Bridge実施
10週 中間試験返却
Lesson 8 
・中間試験解説
・関係代名詞の非制限用法、過去完了形の文の構造、意味、用法を理解できる
11週 Zoom in with コーパス4
Lesson 9 Is E-sports a Real Sport?
・話し言葉における関係代名詞の非制限用法の使い方を理解できる
・知覚動詞、使役動詞が作るSVOCの文内の現在分詞、不定詞の意味を理解し、使い分けることができる
12週 Lesson 9 ・第4文型でのif、whether節の働きや意味、用法を理解できる
13週 Lesson10 Being Different Is Beautiful ・仮定法過去の表現について理解できる
14週 Lesson10
Optional Reading
・if以外が作る仮定法の文について理解できる
15週 期末試験 学習範囲のテスト
16週 期末試験返却、アンケート 期末試験解説、アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験(中間試験、期末試験、TOEIC Bridge)課題提出、発表、授業態度 など合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000