日本語特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本語特論Ⅰ
科目番号 0068 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気制御システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 【教科書】講師作成のハンドアウト/【関連図書】『留学生のための時代を読み解く上級日本語』スリーエーネットワーク 『大学・大学院 留学生の日本語③』アルク 『国境を越えて』新曜社  等 新聞記事、テレビ番組などの生教材
担当教員 要門 美規

到達目標

・現代の日本・日本人が持つ課題、世界的な課題に関して、興味をもって情報を取ろうとする姿勢を持つ
・内容に応じて、適切な語彙や表現が使えるようになる
・文章や映像の論理構成を読み解くことができる
・根拠のある意見を述べるなど論理的に談話を構成し、説得力のある発表ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球規模及び現代の日本における課題を的確に把握し、興味を持って問題を広げながら探究して行こうとする姿勢がある地球規模及び現代の日本における課題を指示された情報について、ある程度理解することができる地球規模及び現代の日本における課題について教師の助けがないと指示された情報が理解できない
評価項目2適切な範囲の語彙や表現が,必要な時に適切に使える 限られた範囲の語彙や表現が使える必要な範囲の語彙や表現がほとんど使えない
評価項目3文章や映像の論理構成が十分にわかるので内容理解も的確である文章や映像の論理構成が大体わかる文章や映像の論理構成の理解が難しい
評価項目4論理的な構成で、説得力のあるわかりやすい発表ができる。不十分ではあるが構成が考えられており、発表内容がだいたいわかる。論理的構成をすることが難しく、内容がわかりにくい

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国家地域の単位を越えた地球規模の視点を持つために、まず持続可能な開発(SDGs)とは何か、それが内外の様々な社会的課題とどのように関わっているか知識・認識を深める。さらに解決のための実践事例から学ぶ。最も重要点として、これらの問題を自分事として捉え、自らが情報発信をしていく。
授業の進め方・方法:
担当教員による講義および演習。コミュニケーション重視の授業なので、授業形態として教員⇔学生の双方向のやり取りを主として、教員⇒学生の一方向の講義等は30%程度とする。できる限り多く、学生の能動的学びを導く学習方法を取り入れる。
注意点:
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・オリエンテーション:4年で学ぶこと
・自己紹介(自己分析:長所短所を元に)
対話的な手法で、自らの長所、短所を様々な場面で分析し、表現できる
2週 ・自己紹介
3週 持続可能な開発(SDGs)とは 持続可能な開発とは何かを考えることができる
4週 持続可能な開発(SDGs)とは 持続可能な開発とは何か、17の目標とは何かについて考えることができる。そして、自分のこととして考える芽を持つ
5週 環境問題 気候変動、プラスチックごみの問題など、日本で報告されている事例を理解する
6週 環境問題 自国の事例を報告しながら、今後の対策などについて発表する
7週 日本における災害 災害被害、現状と対策、課題について知る
 テレビ・新聞報道を読む
 
8週 日本における災害 風評被害について知る
2ndQ
9週 日本における災害 自国の災害について調べ、発表する
10週 格差:子どもの貧困 日本における子どもの貧困問題を知る
新聞を読む(新聞の構成に着目して)
11週 格差:子どもの貧困 各自が得た情報をもとに、貧困の問題を分析し、まとめる
12週 格差:子どもの貧困 レジュメにまとめ、発表する
13週 格差:自国における格差の問題 貧困の事例、自国における格差の原因を調査する
14週 格差:自国における格差の問題 発表
15週 期末テスト
16週 フィードバック

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験平常点(課題・授業参加度)合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000