到達目標
1法学の基本的知識を身につける
2物事を法的視点でとらえ、考えられるようになる
*なお、本科目では、60点以上の評価で単位を認定します。
評価が60点に満たない履修者は、願い出により追認試験を受けることができます。追認試験の結果、単位の修得が認められた場合には、その評価を60点とします。
*中間試験は行いません。評価は期末試験で行います。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
ある出来事を法律的な視点で見たときに、どの法律(特に刑法と民法)によってどんな結論となるか、解決方法としてどのような方法を取りうるかを考えることができる。 | ある事件について、どの法律や条文を使えば(特に民法と刑法)、妥当な解決となるかを考えることができる。 | ある出来事について、どの法律や条文を使うか(特に民法と刑法)が分かる。 | ある出来事を、どのような法律的視点でみればよいかわからない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B-6
説明
閉じる
JABEE 1(2)(a)
説明
閉じる
ディプロマポリシー 3
説明
閉じる
教育方法等
概要:
学習目標(授業のねらい)
本授業は、社会人として必要なリーガルマインドの基礎を身に着けることを目的として行います。皆さんにとっての到達目標は、法学初学者として、ある出来事を法律的な視点からとらえられるようになる最低限の知識ときっかけを得ることです。授業の大まかな流れとしては、法学の基礎的知識を学んだうえで、最高法規(法律の中でも最も上位にある法律)である憲法をはじめとし、生活に直結する民法、初学者に最も興味を持ってもらえる刑法を学びます。双方向の授業となるようにしていきます。
授業の進め方・方法:
講義
注意点:
授業中は、積極的に発言やノートテイクをしてください。積極性が、法学を習得するのに一番大事なことです。なお、授業計画は学生の理解度に応じて変更する場合があります。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 法学概論 |
評価方法、学習の方法、法学の全体像を把握する
|
2週 |
法と法律 |
法律の存在意義、法律の種類、法源を理解する
|
3週 |
紛争解決手続ーある事件から |
裁判制度、刑事事件手続、民事事件手続、ADRを知る
|
4週 |
法の適用と解釈 |
法解釈、法的三段論法を理解する
|
5週 |
刑法に触れてみる① ーある事件から |
傷害罪(犯罪)の成立要件とその成否① (刑法の構成、犯罪の3要件)について理解する
|
6週 |
刑法に触れてみる② ーある事件から |
傷害罪(犯罪)の成立要件とその成否② (犯罪の3要件詳論)について理解する
|
7週 |
刑法に触れてみる③ ーある事件から |
傷害罪(犯罪)の成立要件とその成否③(正犯と共犯、その他)について理解する
|
8週 |
民法に触れてみる① -ある事件から |
不法行為の成立要件とその成否(民法の構成を含む)を理解する
|
2ndQ |
9週 |
民法に触れてみる② ーある事件から |
民法概論①(物権・債権とはなにか、その違いはなにか)を理解する
|
10週 |
民法に触れてみる③ ーある事件から |
民法概論②(不法行為など)について理解する
|
11週 |
民法に触れてみる④ ーある事件から |
民法概論③(意思と契約の成立、成年後見制度)について理解する
|
12週 |
憲法① |
憲法概論(構造/ 全文および人権・統治、国民主権、象徴天皇制)を理解する
|
13週 |
憲法② |
平和主義と憲法9条について理解する
|
14週 |
憲法③ |
憲法13条をはじめとする人権、憲法14条平等原則について理解する
|
15週 |
定期試験 |
|
16週 |
試験のふりかえり 国際法と国内法 |
国際法と国内法の違いを理解する
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |